母親の気を引きたくて「弟をいじめる」長男…怒ってはダメ?

子どもは本来、学ぶことが大好きです。好奇心旺盛な幼児期に、適切な教育を受けさせることが重要となります。本連載では、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、子どもに「学ぶことの楽しさ」を教える方法を解説します。

子どもの問題行動は「愛情不足」のメッセージ

「ストロークバンク(心のお財布)」という言葉を、聞いたことがあるでしょうか? 人はだれでも、ストロークバンクを持っています。

 

そして、人との触れ合いや愛情によって得られる、さまざまな刺激(ストローク)によって、心のお財布は増えたり減ったりします。

 

心のお財布のなかに入っているのは、お金ではなくて「愛情」です。

 

心の財布(ストロークバンク)は、「愛情」でいっぱいになると安定し、「愛情」が不足すると不安定になり、それが続くと「怒り」をお財布に入れてしまうのです。

 

子どもが問題行動ばかりするときは、愛情や触れ合いが不足して、怒りでもいいから欲しい!というメッセージなのです。

 

心のお財布がいっぱいになると、子どもはポジティブな気持ちになり、チャレンジ精神をが育っていきます。

 

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では、心のお財布のなかをいっぱいにするには、どうしたらよいのでしょう?

 

両親やおじいちゃんおばあちゃん、保育園・幼稚園・小学校の先生など、周りの人たちからたくさんの愛情をもらうと、お財布がいっぱいになり、心が安定します。

 

ありのままの姿を愛してあげると、子どもの心は安定し、素直でしつけもしやすく、意欲的となり、能力も伸びていくのです。

 

愛情をかけて育てているつもりなのに、まわりの子どもと比べると、この子はいつも問題を起こす、甘えが続く、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

また兄弟によっても、違うと感じることがあるでしょう。人によって、お財布の大きさは違うのです。ですから、話を聞いてもらうだけで安心する子もいれば、抱っこして「大好き」と何度もいわれないと落ち着かない子どももいます。

 

お母さんは、それぞれの子どもの様子を見ながら、子育てしていくことが大事なのです。子ども達にたっぷりと愛情をプレゼントしてください。

怒らない子育て…一番簡単にできるのは「抱っこ」

ストロークバンク(=子どもの心の財布)を満たしてあげることが、子どもの心の安定、自立につながるということをご説明いたしました。

 

それでも、こんなときはどうしたら良い?というケースも多く出てくると思いますので、実際にあった質問にお答えしていきたいと思います。

 

【質問】

 

兄弟3人の母親です。プラスのストロークが重要と知ったため、「今日は怒らない!」と思って子育てをしています。

 

しかし、長男は私の気を引きたいのか、下の子をいじめたり、いつもできることをわざとやらなかったりするので、私も疲れてしまい、最後には怒ってしまいます。

 

どうすれば、怒らずに向き合えるようになるのでしょうか?

 

長男が下の子をいじめてしまう…
長男が下の子をいじめてしまう…

 

【回答】

 

まずはじめにお伝えしたいのは、とてもよくやっていらっしゃいます。そして、子育ては悩みながら、試行錯誤しながら行っていくもので、あなたが特別なわけではありません。完璧にできなくて当たり前だと思ってください。

 

プラスのストロークが、うまくできないときにおすすめなのは、プラスのストロークで一番簡単な「抱っこ」です。寝る前に、1人ずつ抱っこするだけでも、子どもの心は満たされます。

 

また、子どもの機嫌のいいときは、お財布にプラスのストロークを入れるチャンスです。 「今のうちに家事を片付けよう!」とか、「自分の時間が少しでもとれた」と、子どもから心を離さないで、そのときこそ、思い切り愛情をかけましょう。

 

子どもの心のお財布が空っぽになってから、慌てて入れるのではなく、早めに貯金をしておくほうが、子育ては楽なのです。子どもの機嫌のよいときこそ、しっかりと関わってみてくださいね。

 

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株式会社コペル 代表取締役
福岡大学 人間関係論 非常勤講師
一般社団法人徳育学会 会長
日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー 

1963年、福岡県生まれ。
日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、現在、子どもの瞳を輝かせ続ける徳育教室コペルの代表として心の教育を志し、様々な研究に取り組み続けている。
全国各地で、子育てセミナーや子どもの潜在能力を引き出すための講演活動を通じて、たくさんの親子にアドバイスを行う。
良好な親子関係を構築するファミリーダイアログなど、多様なオリジナルプログラムを開発実施して活躍している。
著書に『偉人を育てた母の言葉』(致知出版社)、『あなたの言葉で子どもは育つ』(プレジデント社)、『きみの可能性は無限大』(少年写真新聞社)がある。

著者紹介

連載子どもの可能性は無限大!幼児教育のプロが教える「育脳」の進め方

本連載は、株式会社コペルが運営するウェブサイト「コペル」の記事を転載・再編集したものです。最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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