子どもは本来、学ぶことが大好きです。好奇心旺盛な幼児期に、適切な教育を受けさせることが重要となります。本連載では、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、子どもに「学ぶことの楽しさ」を教える方法を解説します。本記事では、「努力逆転の法則」について見ていきます。

「潜在意識」と「顕在意識」の違いを理解する

◆努力逆転の法則とは

 

「努力逆転の法則」という法則を聞いたことがあるでしょうか?

 

今回は、潜在意識と顕在意識の観点から、前向きに努力ができる子どもの育て方をお伝えしていきたいと思います。

 

前向きに努力ができる子どもの育て方とは?
前向きに努力ができる子どもの育て方とは?

 

◆潜在意識と顕在意識

 

脳には潜在意識と顕在意識があります。簡単にいうと、自分で意識することができるのが「顕在意識」で、無意識が「潜在意識」です。

 

わたしたちは、1日に1万回の決断をするといわれていますが、顕在意識で決定していることはわずか500回であり、潜在意識でおこなっていることが残りの9,500回だそうです。

 

この潜在意識に影響を与えるのは、繰り返し見たり聞いたりしたことです。つまり、身近にいるお母様や周りの方の言葉や映像がイメージとなり、潜在意識のなかに入っていくのです。

 

そしてそれが、その人の決断に影響をあたえるのです。

 

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◆潜在意識にプラスの言葉を入れる

 

ですから、潜在意識のなかに、プラスの言葉をたくさんいれてあげましょう。

 

「すごい!」というプラスの言葉をたくさんもらった子は、根拠なく自分がすごいと思うのです。

 

逆に、マイナスの言葉をたくさんもらった人はどうでしょう。

 

「自分はダメなんだ」というマイナスの言葉をもらった人は、努力しても努力しても、なかなか自信を持つことができません。

 

本番に強い人と本番に弱い人がいますが、それは潜在意識の影響なのです。

潜在意識に「プラスの言葉」を入れる

◆マイナスの潜在意識が生む努力逆転の法則

 

一生懸命努力しても、潜在意識に「自分はダメなんだ」というマイナスの言葉が入っていると、「100点取るぞ!」と顕在意識で思っても「どうせだめだよ」と、潜在意識がささやきます。

 

そして、そのささやきは、顕在意識の二乗の力を持っているので、努力してもうまくいかない「努力逆転の法則」がおこるのです。

 

ですから、潜在意識にプラスの言葉を入れることは本当に重要です。

 

もし、マイナスの言葉を5回いったら、6回以上プラスの言葉をいいましょう。

 

1回でも多いと、潜在意識のなかに、プラスの言葉が多くなるからです。

 

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    本連載は、株式会社コペルが運営するウェブサイト「コペル」の記事を転載・再編集したものです。最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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