かまって欲しくて「ダメなこと」をする人は何が足りないのか?

子どもは本来、学ぶことが大好きです。好奇心旺盛な幼児期に、適切な教育を受けさせることが重要となります。本連載では、25年前から幼児教育に取り組んでいる株式会社コペル・代表取締役の大坪信之氏が、子どもに「学ぶことの楽しさ」を教える方法を解説します。本記事では、子供の成長に影響を与える「ストローク」について解説します。

母親が赤ちゃんに対して行う「ストローク(愛撫)」

母親が赤ちゃんに対して行う「ストローク(愛撫)」は、子供の成長に大きく影響を与えるといいます。

 

可愛がられて育った(プラスのストロークを多く受けた)子供は、能力的に高く、性格的にも良い子になり、逆にあまり愛情を受けなかった(ストロークを受けなかった、またはマイナスのストロークを多く受けた)子供は、能力・性格面で劣ってしまうと言います。

 

母親が赤ちゃんに対して行う「ストローク(愛撫)」
母親が赤ちゃんに対して行う「ストローク(愛撫)」

 

プラスのストロークは、スキンシップだけではなく、

 

●褒める

●微笑む

●大切にする

●肯定する

●愛する

 

等のことばや行為も含まれます。

 

マイナスの場合も同様で、身体的な虐待だけでなく、

 

●けなす

●怒る

●否定する

●無視する

 

というものも入ります。

 

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人間はストロークを欲するものです。子供のおねしょは、ストロークが足らないことに不満を持った結果、マイナスのストロークでも欲しいという気持ちが起こす現象だと言われます。

 

そして、プラスのストロークを欲するのは大人になっても同じです。好かれたいし、大切にされたいし、自分の存在の価値を認めてもらいたいのです。

 

人間関係を良くするためというと、自分がいかに優れている人間になるか、といかに他人に好かれるか、ということばかり考えがちなのですが、実はそうではないのです。

 

良好な人間関係をつくるために、多くの人は優れた、魅力的な人間になろうとします。でもそれは、なかなか大変な努力と時間が必要です。もっと簡単に、しかも絶大な効果を生むやり方こそがストロークなのです。

プラスがプラスを、マイナスがマイナスを生む

自分の心のなかにプラスのストロークがたまっていれば、他人に対してもプラスのストロークを発することができます。逆にマイナスがたまっていると、他人に対してもマイナスを発しやすくなります。この法則を「ストロークバンク」と言います。

 

また、自分にプラスのストロークを与えてくれる人には、プラスのストロークを与えたくなります。逆も然りです。このような法則から、ストロークはプラスがプラスを、マイナスがマイナスを生みだし、それはくるくると回ってスパイラルで増大するという性質をもっています。これが「ストロークバンク」なのです。

 

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いわゆる「寂しい人(困った人)」は、人の気を引こうと奇異な行動をとったり、気を引くためにいじわるをしたりします。大人版のおねしょですね。そういうマイナスのストロークを受けた人は、お返しに「寂しい人」に対してマイナスのストロークを返します。そうすると「寂しい人」はさらに寂しくなり、またまたマイナスのストロークを投げてしまいます。それに対して、周囲の人はさらに強烈なマイナスのストロークを返します。

 

「寂しい人」は、愛が欲しい、自分を構って欲しいという気持ちを持っているにも関わらず、その本心に反して人間関係は、ますます悪化していきます。無限地獄となるのです。

 

逆に、プラスのストロークを他人に与える人は、人からもプラスをもらえます。そしてスパイラル状に、信頼や愛情が築かれていきます。

 

つまり、最初に自分のほうから発するのがプラスかマイナスかによって、その後の人間関係が大きく変わっていくのです。

 

 

大坪 信之

株式会社コペル 代表取締役

 

株式会社コペル 代表取締役
福岡大学 人間関係論 非常勤講師
一般社団法人徳育学会 会長
日本メンタルヘルス協会公認カウンセラー 

1963年、福岡県生まれ。
日本アイ・ビー・エム株式会社を経て、現在、子どもの瞳を輝かせ続ける徳育教室コペルの代表として心の教育を志し、様々な研究に取り組み続けている。
全国各地で、子育てセミナーや子どもの潜在能力を引き出すための講演活動を通じて、たくさんの親子にアドバイスを行う。
良好な親子関係を構築するファミリーダイアログなど、多様なオリジナルプログラムを開発実施して活躍している。
著書に『偉人を育てた母の言葉』(致知出版社)、『あなたの言葉で子どもは育つ』(プレジデント社)、『きみの可能性は無限大』(少年写真新聞社)がある。

著者紹介

連載子どもの可能性は無限大!幼児教育のプロが教える「育脳」の進め方

本連載は、株式会社コペルが運営するウェブサイト「コペル」の記事を転載・再編集したものです。最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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