融資引き締めの状況が続くなか、区分マンション投資が活況だという。引き続き縮小傾向にあるアパート融資に対して、金融機関が区分マンション融資に対して積極的な姿勢を見せているのだ。金融機関の融資姿勢により、過熱気味となっている区分マンション投資だが、その未来は明るいのだろうか。本記事では、不動産融資の最新事情から、区分マンション投資の将来性を考察する。

アパート経営とは、文字通り経営すること。私たちの経営の考え方は、毎月きちっと収益を得て、毎年黒字の確定申告をすることです。投資ではないので、キャピタル(売却益)よりもインカム(毎月の収益)を重視しています。経営ですから、黒字であってこそ正常という考え方なのです。

 

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一方、区分マンションは投資といわれます。投資であれば、インカム(毎月の収益)は赤字でも、キャピタル(売却益)を手にすることが全てです。現在の状況がその考え方に照らしてどうなのか? 答えは火を見るより明らかではないでしょうか。毎月赤、売っても赤とならなければいいのですが……。

 

流されないことが重要です。

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と、2年前に書いた記事が現実のものとなろうとしています。コロナ禍において投資商品は下落が始まりました。今後、一層、売り圧力が高まり、都市の投資型マンションは厳しい状況となるでしょう。

 

筆者の考えは、世の中がどうなろうと、一喜一憂しなくてもよい、地に足をつけた経営を行うこと。事実、弊社オーナーからの売却依頼は、ほとんどありません。

 

中島 厚己
株式会社アイケンジャパン 代表取締役

 

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    本連載は、「株式会社アイケンジャパン 代表取締役社長 中島厚己オフィシャルブログ」掲載の記事を転載・再編集したものです。

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