「食べられるハミガキ粉」が爆売れ!幸せマーケティング成功例

本連載では、飽和状態のハミガキ粉市場で、「超高価格の子ども用ハミガキ粉」を大ヒットに導いた筆者が、自らの経験を基に、「レッドオーシャン」で勝つためのビジネス戦略について解説します。

「アンケート」もお客様との重要なコミュニケーション

ネット通販では特に顕著ですが、繰り返し使われる日用品に対するお客様の満足度は、リピート率に表れてきます。

 

90%超というリピート率は、私たちの乳酸菌ハミガキ粉が、使ってくださった人たちに、それだけ高い、圧倒的な満足をいただけたということを意味すると思います。

 

では、このハミガキ粉は、いったいどんな満足をお客様に与えているのでしょうか。それを知らせてくれるのが、ハガキを中心としたお客様からの声です。

 

私たちは、どんなお客様をターゲットにするか、どんな商品を開発するかといったビジネスコンセプトを策定するために、何度もアンケートを繰り返しました。そのアンケートもお客様とのコミュニケーションであり、まさに「売らずに売る」マーケティングの有力なツールでした。

 

そして、実際に商品販売を開始してからは、ハガキがお客様の生の声を届けてくれる貴重な媒体になるのです。その意味は、自分たちが広告を打つ重要性に比べても、より大きいのではないかと私は思っているぐらいです。

 

そのハガキに、高額な乳酸菌ハミガキ粉に関心を持った動機や、実際に購入してくださった理由、そして使用感などの生々しい感想が詰まっているのです。次に進むべきビジネスの方向性は、その声が示してくれると言っても過言ではありません。

 

そのお客様の声から、私たちは乳酸菌ハミガキ粉に対する満足度の高さを実感しました。私たちが売り込もうとしなくてもリピートしていただける理由も、その満足度の高さをはじめ、多くのお客様が感じてくださったメリットにあるとわかりました。

 

お客様の真のニーズに応える本物と、幸せマーケティングが出会うところに、自分たちも驚愕するような高いリピート率が生まれたのだと思います。

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    歯科医師
    ウィステリア製薬株式会社代表
    社会起業家
    コンサルタント
    カウンセラー

    1954年生まれ。明海大学歯学部卒業、1982年静岡県富士市にて歯科医院を開業し、以来36年間増収を続けている。当クリニックは、地方都市のシャッター通りの一角にあるにもかかわらず、業界水準を大幅に上回る自費率70%以上を維持し、予約の取りにくい歯科医院として多くの人に支持されている。50歳の時に、医院をビルの2階から新しいコンセプトの大型歯科医院に新築移転する。クリニック経営が順調に進む中、59歳の時、生死をさまよう大病を患ったにもかかわらず、退院後60歳にして新たな分野(大企業がひしめくオーラルケア業界)で起業し、新市場を開拓。わずか3年で驚異の売り上げを記録し、様々な分野で、独自のポジションを築いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    著者紹介

    連載「成熟市場」で生き残る常識破りのマーケティング戦略

    レッドオーシャン革命 常識破りのマーケティング戦略

    レッドオーシャン革命 常識破りのマーケティング戦略

    齊藤 欽也

    幻冬舎

    定価7800円の子ども用ハミガキ粉がなぜ売れているのか? 創業わずか3年。競争の激しいオーラルケア市場で急成長を遂げたベンチャー企業の軌跡から読み解く「ビジネスの新常識」 現代社会は、品質が優れ価格も手ごろな商品…

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