相続専用保険とは? ~商品比較をご覧いただく前に

本連載では、企業オーナーによく活用される「相続専用保険」の商品比較表を掲載します。ここでは、相続専用保険とは何か、そして比較表をご覧いただく前に、ご留意いただきたいポイントをご案内します。

法人契約の生命保険で、企業とオーナーの課題を解決

相続対策では生命保険だけなく、不動産、信託、自社株対策などさまざまな手法があり、それぞれにセミナー等が開催されていますが、いずれも、そのスキームを売り込むだけの情報提供になっていることが一般的です。さらには、「タワマン節税」をはじめとする相続税の減少だけを目的にした実態のない不動産投資や、一般社団法人を活用した自社株対策などについては、税務否認が増加していますが、こうした大きなリスクを伴った相続対策も蔓延しています。

 

生命保険には「相続専用保険」といった相続に特化している保険が存在しており、1兆円、2兆円という販売額を記録している保険商品や、売れ過ぎてすぐに販売中止になる保険商品もあります。それらの存在を知っている人たちだけが、相続専用保険を活用し、確かな相続対策を実行しているのです。

 

本相続専用保険比較は、相続専用保険について代表的な商品を比較していきます。

必ず出口戦略までアドバイスしてくれる専門家に相談を

どうしてこのようになるのでしょうか? 保険業界には以下のような特殊な事情があります。

 

・販売者のコミッションは初年度が大半で、契約を取らなければ稼げない現実がある
・保険会社がなるべく販売額をふやそうと、コミッション率を高くする競争を行っており、販売者がそれにのせられて、販売者にとって有利な保険、販売者にとって実入りの多い保険商品が提案されやすい
・歩合給が基本の業界のため、契約をとらなければ収入がゼロになり、大量の退職者が出てしまう。そのことで、出口戦略が重要な法人保険の世界において、契約者は満足したサポートが受けられない可能性が高い
・販売者は、新規の契約をとることばかりに時間を費やしているため、法務や税務、経営知識など、法人保険活用において重要な知識や実務経験をつめない販売者が続出している
・自社で扱わない商品は、徹底的に否定する、危ない商品等というネガティブキャンペーンが多い業界

 

こういった保険業界独自のカルチャーが存在することもあり、

 

・契約した商品が、業界で4・5番手だった
・これしかないといわれたが、実はもっといいのが他社にあることを知り、提案者に嘘をつかれた
・契約したのはいいものの、結局出口戦略で失敗した
・○○な手続きはできるといったのに、できなかった

 

などというかたちで「法人保険を契約しなければよかった」という方が多いのです。

 

本連載では、企業オーナーがよく活用される法人保険を中心に、比較の第一歩を歩んで頂くための、商品比較表を掲載します。

 

まずは、この比較表にて、活用できそうな法人保険をイメージいただき、最終的に、出口戦略まできちっと説明してくれる、法人保険に精通したアドバイザーと密度の濃い、面談をしていただければ幸いです。

 

相続専用保険スペック比較表

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している。

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連載相続専用保険スペック比較