金利や担保も不要?「エンジェル投資家」から資金調達する方法

「資金調達」というと、起業家・経営者の多くは銀行等の金融機関を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、近年ではその方法も多様化しています。本記事では、「エンジェル投資家」を活用した資金調達の方法について、そのメリット・デメリットも含めて解説します。

エンジェルリストができたことで、VCの介在が不要に

アメリカには「エンジェルリスト」という、起業家とエンジェル投資家を結びつける巨大SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が存在します。エンジェルリストには、出資をしているエンジェル投資家と彼らが過去に投資した先や出資状況が掲載されています。投資家から他の投資家に呼びかけて、将来性のある起業への投資や支援を呼びかけることもできます。

 

2012年までのアメリカでは、不特定多数のエンジェル投資家を募ることが法律で禁止されていました。しかし、オバマ大統領の署名したJOBS Act法により、ベンチャー企業の資金募集を複数の投資家に向けて公開することが可能になり、エンジェルリストが運営されるようになったのです。

 

エンジェルリストができたことで、ベンチャー企業とエンジェル投資家の間でのベンチャーキャピタルの介在は不要となり、個人間の投資がより活発化しています。ベンチャーキャピタル側から見ると、管理費を必要としないエンジェル投資は大きな脅威となっています。

精神的なサポートや育成まで行うエンジェル投資家も

エンジェル投資家から投資を受けるメリットは、出資してもらう代わりに株式を割り当てるので、金利や担保が不要なことです。

 

しかしそれ以上に、元起業家として活躍したエンジェルたちの知恵やアドバイスを受けることができるのが大きいと言えます。彼らは幅広いコネクションを活かして、事業が軌道に乗るのを積極的にサポートしてくれます。なぜならあなたの成功が、彼らにとっても利益になるからです。

 

メンターとして、精神的なサポートや育成まで行うエンジェル投資家も多いのです。

株式会社ユービジョン 代表取締役

日本の企業の資金調達力を強化したいとの思いから、資金調達にまつわる情報を発信する「資金調達プロ」を開設・運営。2018年1月には「資金調達プロ」を東証一部上場企業に6億2000万円で売却に成功。
現在は複数の会社経営を行いながら、ウェイビー社など、金融メディアに対してのコンサルティング事業なども行っている。

著者紹介

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福田 拓哉

幻冬舎メディアコンサルティング

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