有名大家の「借金自慢」が投資初心者に及ぼす悪影響とは?

本記事では、有名大家の「借金自慢」が、不動産投資の初心者にどんな悪影響を及ぼすのかを見ていきます。

規模拡大に熱中し、借金を増やすことが目的化!?

皆さんにお伝えしたいのは、「お金を借りて不動産を買うなら、本当に慎重に決断をしなければならない」ということです。そんなの当たり前だと思った人も多いでしょうが、実はこの当たり前が分からなくなった投資初心者はかなり多いものです。

 

有名大家の「借金自慢」に騙されてはいけません。考えてみてほしいのですが、「50億円の借金をすること」を不動産投資の目的にする人はいません。誰もが「借金すること」ではなく「お金を稼ぐこと」を目的にしているはずです。

 

しかし多くの投資家にありがちなのですが、規模を拡大することに夢中になって、いつのまにか目的が「借金を増やすこと」に変わってきてしまう。つまり、目的と手段を取り違えるようになってくるのです。

自己資金を持ち、余裕のある物件購入・運営を

資産何十億(実際には借金何十億)円の有名大家に憧れて、「ああ、こんなに借金をすれば、本業をリタイヤして優雅な生活を送れるんだな」と致命的な勘違いをしてしまっているサラリーマン投資家もいます。ですが私は「できるだけ借金をしないで効率良くキャッ
シュフローを得ている」人のほうを評価します。儲けが増えてくれば税金との戦いになり
ますが、基本的にはある程度の自己資金を持って、余裕があるなかで物件を購入して運営
していくのがよいでしょう。

 

これは当たり前のことですが、銀行が好む年収1000万円以上のエリートサラリーマンなど高属性であっても、現金を持たない人は脆弱です。むしろ日頃からお金を浪費する傾向にあり、貯金をほとんど持っていない人も少なくありません。

 

年収300万円であっても、しっかり現金を持っている人のほうが失敗率は低いものです。高属性は有利ではありますが、コンサルティングをおこなう有名大家や物件を売る不動産会社、お金を貸す金融機関から見て「顧客として有利」なだけであり、「不動産投資で有利」というわけではありません。むしろ、カモになってしまうことが多く、罠にハマって苦しんでいる人が圧倒的に多いので、間違えないでいただきたいと思います。

一般社団法人首都圏小規模住宅協会 代表理事

都心のワンルームマンションを販売する不動産会社にて業界経験を積み、2014年7月、独立し不動産会社を設立。2017年には自社ブランドマンションをリリースする。2018年度は業界の健全化を図る目的で「一般社団法人首都圏小規模住宅協会」を発足し、ビジネス面以外にも力を入れ、活動の幅を広げていく。

■一般社団法人首都圏小規模住宅協会運営サイト「不動産投資塾
 (https://ft-school.com/

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小島 拓

幻冬舎メディアコンサルティング

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