「職業トレーダー」になる…何が必要なのか?

本連載では、株式スクール冨田塾代表・冨田晃右氏の著書、『自分で決めて、自分で稼ぐ! 月1回、10000円から始める株トレード』(ベストセラーズ)から一部を抜粋し、株の職業トレーダーになるための心得について見ていきます。

自分トレ信から「職業トレーダー」へ

ここまで、本書では「自分トレ信」、つまり定額で継続的に勝負していくというトレード方法を学んできました(※書籍『自分で決めて、自分で稼ぐ! 月1回、10000円から始める株トレード』参照)。10000円で月一回から始まり、頻度をあげて週一回、日に一回へという方向に進んだ方、あるいは回数はそのままで金額を上げた方もいらっしゃるでしょう。そしてそれぞれ選んだ道で、さらに「楽しい!」「勝てた!」という実感を積み上げた方は、きっともっと先の世界に興味を抱くことになるでしょう。

 

そういう方は、このまま自分トレ信を極めていくだけではなく、もっといろんな買い場のあるトレーディングの世界にぜひ進んでみてください。それが私のいる場所、職業トレーダーの世界です。

 

職業トレーダーになると、収入の多くをトレードによって得ることができるので時間的自由、金銭的自由を手に入れることができます。「そうなりたい!」「その場所を目指したい!」そう思った方はこの先も読み進めてください。

 

今の時点では「そこまではちょっと」と思う方は、ここまでの基本の自分トレ信で着実に利益を上げることに専念してください。それだけでも「お小遣いアップ」の夢なら十分に果たすことができます。

向いてるかどうかは「好きかどうか」だけ⁉

職業トレーダーになるために絶対に必要な要素が一つあります。

 

それは「トレードが好き」「もっとトレードをやりたい」という気持ちです。この気持ちさえあれば、誰にでもなることができます。もちろん勉強や練習は必要ですが、それは他の何をするにしても同じこと。当然のことです。

 

株価チャートを見て「面白いな」と思えて、「買い場」のパターンを見つけるのが楽しい。そんな人であればここから先へもどんどん進むことができます。一方、チャートを見るのが辛い、つまらない、もうひとつピンとこないな・・・という人にはお勧めできません。向いてるかどうかは、好きかどうか、ただそれだけです。

 

トレードの世界に限らず何かになろうと目指す時「●●になりたい気持ちはあるけれど時間が足りません」という人がいますが、これは結局それほどは好きじゃないということです。自分にとって行動の優先順位を上げるほど好きではない。本当に楽しくて大好きなことだったら、他のことを差し置いてでもトレードのための時間を作ろうとするはずです。

 

職業トレーダーになるためには、一般社会で成功するために必要だとされている「学歴」も「知識」も、高い知能指数もいりません。もちろん「カッコイイ」とか「美人だ」なんていう外的要素も一切関係ありません。年齢や経験も問いません。私自身も大学卒業後、いろいろな仕事を転々としましたが、どこでも大してうまくいかなかったのです。株価チャートに出会えたおかげで、今の成功を手にすることができました。

 

とにかく一個人として稼ぐことができる額の伸びしろが大きいのが職業トレーダーの世界です。大きな夢を抱くこともできます。今は私がこんなふうに指導者の立場で本書を書いていますが、数年後にはあなたの方が私の運用成績を抜いて大きく稼いでいるかもしれません。

職業トレーダーになるためのQ&A

Q. 職業トレーダーになるには最低でもどのくらいの資金が必要?


A.50万円程度の資金

 

職業トレーダーになるための資金の目安は、1回あたりのトレードに50万円以上投入できることが一つのポイントとなります

 

「10000円というタイトルにひかれてこの本を買ったのに、結局そういうことなの?」と、早まってこの本を投げ捨てたりしないでくださいね。その理由は2つあります。

 

まずひとつめは、

 

●職業トレーダーになることがこの本の目指すゴールではない

 

ということです。

 

そしてもう一つ、それは

 

●10000円で勝てるようになれば50万円でも勝てるということです。

 

そう、勝つための方法が難しくなるわけではありません。10000円で勝つ場合と基本的には同じなんです。もっと言えば、職業トレーダーとして臨んだ方が、逆に買い場が増えて勝てるチャンスも広がる可能性があります。また、トレード回数が増えることによりリスクも分散されるのでストレスの少ないトレードが可能になります。

 

Q.職業トレーダーになるために必要な道具は?

 

A.ネットストックトレーダーとパソコン(ネット環境を含む)のみ

 

第四章(※書籍『自分で決めて、自分で稼ぐ! 月1回、10000円から始める株トレード』参照)でもご紹介したように、職業トレーダーとしてやっていくならフリーチャートではなく有料の性能の良いチャートを使ってください。

 

必ずしもネットストックトレーダーである必要はありませんが、それ相応のチャートが必要となります。ここでは、私が長年使っているという理由で挙げておきました。

 

こういうところでお金をケチらないようにしましょう。ネットストックトレーダー使用料の月額1800円を「もったいないな」と思う人は、はっきり言って職業トレーダーには向いていません。今後、株式相場の世界で継続的に稼いでいき、最終的に何十万円、何百万円いや何億円も残そうとするときに毎月の1800円が惜しいと思うなら、この道はあきらめたほうがいいと思います。大きく稼ぐためには「必要経費がかかるものだ」というトレードを職業とする意識がないことになります。

 

(月々のお小遣いを稼ぐ程度ならフリーチャートで十分です!あくまでも職業トレーダーになりたいのであれば必要なだけです)

 

Q 職業トレーダーになるために大切な条件は?

 

A 心(しん)・技(ぎ)・財(ざい)

 

トレードで稼ぎ続けるためには「心」「技」「財」の3つの要素が必要です。

 

資金の「財」はひとつ目の質問で50万円程度を一回のトレードに資金投入できる人と答えました。50万円くらいならコツコツ貯蓄をがんばるという手もありますし、10000円トレードから始めて増やしていくという方法もあります。

 

ただ、そうやって貯めた資金をトレードでどんどん増やしていこうと思ったら職業トレーダーとしての「心」と「技」が十分に備わっていなければなりません。そうでないと、いとも簡単に落とし穴にはまってしまうことになるでしょう。

 

「技」というのは、チャートを見て買い場売り場を判断する力と正確に注文する力のことです。これらは第二章と第三章(※書籍『自分で決めて、自分で稼ぐ! 月1回、10000円から始める株トレード』参照)でしっかり学びましたね。

 

「心」は、最も大切で、第一章で基本的な心構えに触れています。自信のない人は、もう一度戻って読み返してみてください。

 

この3つの要素は足し算ではなく掛け算で成り立っています。

 

掛け算になればどうなるか?

 

どこかが0になれば、すべて0になるということです。

 

たとえば、高いレベルの技術を身につけ、お金がどんなにあっても「心」がゼロだったら、結果もゼロになってしまうということです。

株式会社日本トレード技術開発 代表取締役

京都府出身、1970年生まれ。経営コンサルタント、税理士になりたいと思い、同志社大学経済学部に進学するも挫折。在学中より経済の需要と供給や開発経済学を学ぶ。2002年当時、日本にはあまり存在しなかった、株の個人ネットトレーダーを志す。欧米流のトレーディング手法と日本の投資技術を導入、ミックスした結果、まったくの初心者から約3年で、安定した利益が出るトレード技術を開発した。自ら代表を務める「株式会社日本トレード技術開発」が運営する「株式スクール冨田塾」を全国各地で開催。

著者紹介

連載自分で決めて、自分で稼ぐ!「職業トレーダー」として勝つための技術

 

自分で決めて、自分で稼ぐ! 月1回、10000円から始める株トレード

自分で決めて、自分で稼ぐ! 月1回、10000円から始める株トレード

冨田 晃右

ベストセラーズ

トレードにおける基礎知識から、職業トレーダーになるまでの道を徹底解説。初心者からトレーダーを職業にしたいと考えている人まで、幅広い読者におすすめの一冊です。

 

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