絶対的リターンを追求・・・ヘッジファンドとはそもそも何か?

米国の利上げ、米中貿易摩擦、トルコショックなど、金融マーケットの先行きが混とんとするなか、株式や債券、通貨などの相場とは連動せず、着実にリターンを稼ぐことを狙うヘッジファンドへの注目度が高まっている。本企画では、独立系証券会社として、他の証券会社や銀行では買えないプレミアムなヘッジファンドを取り扱う、エアーズシー証券株式会社の取締役・営業本部長兼営業推進部長の渡邊英利氏と、同社金融商品開発部長の高橋文行氏に、その最新事情を伺っていく。第1回目のテーマは「ヘッジファンドとはそもそも何か?」である。

相場の変動に左右されない「絶対的リターン」とは?

そもそも絶対的リターン追求型ヘッジファンドとはどういう金融商品なのか? 投資家にとっていちばん気になるところから聞いてみた。

 

「ひと言で言えば、株式や債券などの相場と連動することなく、つねに『絶対的リターン』を追求するように設計された商品です」と語るのは、エアーズシー証券でヘッジファンドを組み入れた商品の開発を行っている金融商品開発部長の高橋文行氏だ。

 

一般的に株式等のこれまでの資産運用では、市場価格の下落によって大きな損失を被ることがしばしば起こる。そうなると投資家は市場の回復を待つことを強いられる可能性も出てくる。

 

そこで、エアーズシー証券が提案するのが「絶対的リターン追求型ローリスク・ミドルリターン」のヘッジファンドへの投資である。絶対的リターンとは、従来型の株式投資に代表されるような、相場の変動に影響されるのではなく、相場の動きに関係なく収益を上げるために様々な運用手法を駆使する考え方のことを言う。

 

→相場の影響を受けることなく「絶対的リターンを追求するヘッジファンド」とは?

 

これなら株式相場が下がっても、資産は減るどころかプラスになることが期待できる。絶対的リターン追求型ヘッジファンドは、まさにどのような局面でも常にリターンを追求するように設計されているのだ。

 

「そもそもヘッジファンドの『ヘッジ』という言葉は、『リスクを回避する』という意味の『リスクヘッジ』から来ています。株式ファンドなどの伝統的な金融商品だけを持っていると、相場が上がったときには資産を増やせますが、下がったときには資産を減らしてしまいます。しかし、相場の影響を受けることなく絶対的リターンを追求する金融商品を運用ポートフォリオに組み入れれば、資産の目減りを抑えることができます。このように相場の変動によって生じる資産喪失リスクをヘッジ(回避)できる商品であることから、ヘッジファンドと呼ばれるようになったのです」と高橋氏は説明する。

 

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ヘッジファンドは海外富裕層に浸透した投資手段

では、ヘッジファンドはどのようにして絶対的リターンを追求するのか?

 

「ひと口にヘッジファンドと言っても、その投資対象や運用手法はさまざまですが、一般的には、同じ銘柄について「買い」と「売り」の両方のポジションを同時に持つ『両建て』という手法がよく用いられます。これなら、相場がどちらに動いても2つのポジションのバランスを巧みに調整しながらリターンを追求することが可能だからです」(高橋氏)

 

2つのポジションを同時に持ち運用効率を高めるためには、それなりの資金が必要だ。そこでヘッジファンドは、証拠金を入れることで元金の何倍ものポジションが持てる証拠金取引を行う。いわゆる「レバレッジ効果」である。ヘッジファンドはこれらの手法を駆使しリスクを回避し、絶対的リターンを追求しているのだ。

 

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エアーズシー証券株式会社 金融商品開発部長 高橋 文行 氏
エアーズシー証券株式会社
金融商品開発部長
高橋文行氏

すなわち、「ヘッジファンドは『買い』と『売り』を両建てするので、どちらかのポジションの利益が他方の損失をカバーできる仕組みになっています。このような投資手法であれば一般の投資家が陥りがちな、予想が外れて損失が拡大してしまう状況に陥ってしまうことはまずありません。しかも、運用のプロであるファンドマネージャーが定量モデルや数量モデルなどの確立された理論に基づいて運用するのですから、リスクは相当抑えられていると言えます。これは、海外の富裕層や年金基金等のプロの投資家には浸透した運用手法です」と高橋氏は説明する。

 

さらに、「絶対的リターンを追求する特性を持ったヘッジファンドは、今秋から来年にかけてますます注目されるはずです」と高橋氏は予想する。

 

なぜなら今後、相場の急変動によって株式ファンドや債券ファンドといった伝統的な金融商品のパフォーマンスが悪化する恐れがあるからだ。

 

「米国の利上げによって、このところ米国株や米国債、ドルの変動が激しくなっています。長らく金融緩和が続いたせいで、利上げ局面の相場を経験したことのある金融のプロが少なくなってきており、これも相場の波乱要因ととなりそうです。近年、米国と世界の相場の連動性は高まっているので、米国株が下がれば日本株や欧州株も下がり、世界の通貨や債券、コモディティ、不動産などの相場にも悪影響を及ぼすことが懸念されます」(高橋氏)

 

つまり、相場に左右される世界中の金融商品のパフォーマンスが、今年から来年にかけて総崩れとなる恐れがあるのだ。

 

こんなときこそ、相場の変動に左右されにくいヘッジファンドを持つことが資産の目減りを抑えるための有効な手段となり得るのである。

 

ヘッジファンド取扱い専門の独立系証券会社であるエアーズシー証券では、海外富裕層などがどのような局面でも資産を守り増やすために投資してきたヘッジファンドを、個人投資家に手の届く金額で提供している。

 

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エアーズシー証券株式会社 金融商品開発部長

野村総合研究所、モルガン・スタンレー証券、バークレイズ証券などを経て、2018年7月より現職。金融・証券および資産運用に関する分野において、30年近くの経験を積む。伝統的な資産運用に加え、オルタナティブ資産運用に関する研究や実践を行う。最近では人工知能を利用した資産運用やトレーディング戦略に関するコンサルティングにも携わってきた。現在は国内外のオルタナティブ・ファンド運用会社と密接な関連を築きながら、金融商品の開発とマーケティング活動に従事している。

著者紹介

エアーズシー証券株式会社 取締役 営業本部長
兼 営業推進部長

大手システム開発会社を経て2004年に野村證券に転職。資産運用コンサルタント職として個人富裕層や企業オーナーの資産運用相談に従事。在職中にファイナンシャル・プランナーの国際ライセンス(CFP®)を取得した後、2009年に独立。ファイナンシャル・プランナーとして事務所経営に携わり、投資家側に立った資産運用コンサルティングを実践する。活動の中で顧客の資産を守る手段としての海外ヘッジファンドに出会い、その魅力をより多くの投資家に伝えるべく、2015年11月ヘッジファンド取扱い専門の証券会社であるエアーズシー証券に入社し、現在に至る。顧客の視点に立ち、ライフプランに沿った多角的な資産運用アドバイスに定評がある。

著者紹介

連載今後、起きると予想される「金融危機」「経済ショック」…マーケットの不確実性に備える「ヘッジファンド投資」の底力

取材・文/渡辺 賢一 撮影/佐山 順丸(人物)
※本インタビューは、2018年8月7日に収録したものです。