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投資初心者が「有名大家の成功体験」に惑わされない方法

前回は、「不動産投資」に潜む危険性を探りました。今回は、投資初心者が「有名大家の成功体験」に惑わされない方法を見ていきます。

失敗した人が多く存在することを語らない有名大家

人は、成功体験(自慢話)は喜んで話しますが、失敗については口を閉ざします。書籍を見ても「どれだけ儲かったか」「どれだけ自分はすごいのか」を連呼して、不動産投資に潜むリスクには極力触れないようにしています。そして、実際には失敗している人が多く存在する事実を述べません。

 

明らかな噓を書く人は少ないでしょうが、あえて書いていない場合や誤解を招くような表現が散見されます。これは有名大家が意図的にしていることでなくても、出版社が本を売るためにタイトルなどを過剰に表現している場合があります。

 

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ある書籍では「買うだけ簡単」とあたかも初心者投資家がすぐにチャレンジできるようなタイトルでありながら、よく読めば著者が首都圏の地主で、そもそも投資家ではありませんでした。もちろん、地主にも苦労はありますし、地主だからといって必ず投資に成功できるわけではありません。その著者は引き継いだアパートを上手に活用して富を築いていて本当に素晴らしいと思いましたが、その投資手法がどれだけ秀逸でも、なんの財産も持たないサラリーマン投資家が再現するのは難しいでしょう。

羨ましくなるような武勇伝は、あくまで「エピソード」

そもそも、たとえ今年に発売された書籍であっても、著者である有名大家の成功体験は数年前のもの。下手をすれば10年以上も前の話です。そもそもの前提条件もそうですが、その頃は市況がまったく違うので、投資手法として再現性がないのは仕方ないともいえます。

 

そこを、なんとかつじつまを合わせて耳触りの良い表現や期待を持たせる言い方をして、読者に対して「これならできそうだ」「この著者のように成功したい」と思わせるのです。「おいしい話」を真に受けて、紹介した事例のように失敗物件を購入して後悔している人は本当に多く、私はもどかしく感じています。

 

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かといって、書籍のすべてが役に立たないかといえば、そんなことはありません。また、セミナーも鵜呑みにするのはよくありませんが、参考になる部分はあります。やはり、結
局は自分の頭でしっかり考えるしかないのです。必ず、「それは自分にも該当するのか」「それは自分に必要なのか」と振り返ってください。

 

そして、聞いていて羨ましくなるような武勇伝は、あくまでエピソードだと思ってください。「マネすれば誰もが実現できる成功談」と思ってしまえば危険ですが、「人を楽しませる話」と認識することで、随分客観的に見ることができると思います。

一般社団法人首都圏小規模住宅協会 代表理事

都心のワンルームマンションを販売する不動産会社にて業界経験を積み、2014年7月、独立し不動産会社を設立。2017年には自社ブランドマンションをリリースする。2018年度は業界の健全化を図る目的で「一般社団法人首都圏小規模住宅協会」を発足し、ビジネス面以外にも力を入れ、活動の幅を広げていく。

著者紹介

連載不動産会社が教えない、投資用不動産「出口戦略」の裏話

 

不動産会社が書けない「有名大家」の裏話

不動産会社が書けない「有名大家」の裏話

小島 拓

幻冬舎メディアコンサルティング

メディアで喧伝される話は噓が9割! 不動産投資ブームの陰で暗躍する “ブラックな有名大家”を信じるな 昨今、サラリーマンの間で不動産投資がブームになっています。その陰に、実は「有名大家」の暗躍があることをご存じで…

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