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東京郊外の「新築アパート投資」が抱える問題とは?

前回は、「新築」のシェアハウス投資が危険な理由を紹介しました。今回は、東京郊外の新築アパート投資が抱える問題を説明します。

千葉・埼玉・神奈川…郊外の新築アパートが危ない!

失敗③ 新築アパート

 

徐々に問題が表面化しているのが新築アパート投資です。千葉県・埼玉県・神奈川県に乱立している狭小の新築アパートは、競争力がなく先行き不安です。

 

 

新築のためピカピカではありますが、息苦しくなるような狭い部屋で、さほど人気のない沿線の駅から徒歩12〜13分ほどのところに建っているような物件です。神奈川県は起伏に富んだ土地が多いということもあり、アパートに着くまで長い坂道だったり、急な階段があったりと不便な場所に建っています。

 

このようなスペックの物件が限られたエリアに一斉に建てられるのは非常にリスキーです。というのも、競争力のない物件とはいえ新築であればそれなりに人気があるものですが、付近に同じような物件がたくさん建っていたら供給過多になってしまいます。

 

新築ワンルームも同じで、新築物件は相場家賃より高めに設定されます。購入した時の利回りがずっと続くと信じて購入する投資家が多いのですが、新築家賃が未来永劫続くことはあり得ず、特に供給過剰エリアでは経年によって家賃が数万円も下落することが珍しくありません。

新築時の「利回り」に騙され、後悔する投資家が続出!?

なぜ、そんな物件に人気が集まるのかといえば狭小ゆえ一都三県にありながら、利回りがそこそこ見込めること。木造とはいえ、新築アパートであれば長期間の貸付が可能であるため、キャッシュフローが出やすいのもメリットです。単純に考えて、地方の中古物件よりは一都三県の新築物件のほうが魅力に思える投資家が多いのも人気の理由でしょう。

 

こうして、「おいしい話」に飛びついた投資家の行く末を考えると、先述したような家賃の下落や空室リスクによる破綻が予想されます。

 

 

最近ネットニュースでも取り上げられていましたが、こうした新築アパートが密集する某エリアの空室率が異常に高くなっています。新築や築浅物件であっても入居が付かないという問題が発生しているようです。

 

まだ、そこまで大きな問題にはなっていませんが、いずれ「こんなはずではなかった!」と後悔する投資家が続出するのではないかと懸念しています。

一般社団法人首都圏小規模住宅協会 代表理事

都心のワンルームマンションを販売する不動産会社にて業界経験を積み、2014年7月、独立し不動産会社を設立。2017年には自社ブランドマンションをリリースする。2018年度は業界の健全化を図る目的で「一般社団法人首都圏小規模住宅協会」を発足し、ビジネス面以外にも力を入れ、活動の幅を広げていく。

■一般社団法人首都圏小規模住宅協会運営サイト「不動産投資塾
 (https://ft-school.com/

著者紹介

連載不動産会社が教えない、投資用不動産「出口戦略」の裏話

 

不動産会社が書けない「有名大家」の裏話

不動産会社が書けない「有名大家」の裏話

小島 拓

幻冬舎メディアコンサルティング

メディアで喧伝される話は噓が9割! 不動産投資ブームの陰で暗躍する “ブラックな有名大家”を信じるな 昨今、サラリーマンの間で不動産投資がブームになっています。その陰に、実は「有名大家」の暗躍があることをご存じで…

 

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