4割強の断熱効果を発揮・・・健康住宅の建築素材「ネオポール」

今回は、健康住宅の建築素材として利用される「ネオポール」について紹介します。※本連載は、住医学研究会名誉顧問・ウエッジグループのオーナーの澤田升男氏の著書、『新版 住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』(株式会社ザメディアジョン)の中から一部を抜粋し、本当に良い家を見極めるポイントを紹介します。

ドイツ生まれの高断熱材EPSボード

前回の続きです。

 

続いて外断熱材についてです。

 

「0宣言の家」では、「ネオポール」というドイツ生まれの高断熱材EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)ボードを下地材兼外断熱用パネルとして使用しています。ボード自体にカーボン材を注入しているため、他社製品と比較すると、同じ厚みでも4割強の断熱効果を発揮します。

 

また、軽量であることもEPSボードの特徴の一つです。ボードが軽いとサイディングのように家に負担をかけることもなく、耐震性が高いのも特徴です。

 

さらに、EPSボードには、驚くほど柔軟性が高いという特徴もあります。

 

折り曲げに強く、両手で思い切り二つ折りにしてもボードが切れたり、割れたりすることがありません。これにより家のデザインの幅が広がるのはもちろん、地震などの揺れにも柔軟に耐えてくれるのです。

 

[図表]驚くほど柔軟性の高い「ネオポール」

 

毒性がなく、特殊なホウ酸の注入で防蟻効果も

ちなみに、このEPSボードは、原料ビーズの発泡にフロンガスを使わず、水発泡してあることから毒性がなく、フロンガスが発生しません。人にも地球にもやさしいことも、この素材の長所の一つです。

 

一般的にこうしたボードは保温性が高いことからシロアリに食べられやすいという欠点がありますが、特殊なホウ酸を注入することで防蟻ボードとなり、そうした問題も解消済みなのです。

 

特殊なホウ酸については、この後の内断熱材「インサイドPC」の項目でご説明させていただきます。

住医学研究会名誉顧問
ウェッジグループオーナー

1963年、岐阜県の工務店の2代目として生まれる。大学で建築工学を学び、卒業後、ゼネコンに入社するが、家業を継ぐため1年で退社。23歳にして沢田建設株式会社の経営を引き継ぎ、年商4000万円の会社をわずか3年で年商10億円まで成長させる。その後、全国に「本物の家造り」を広めたいという思いで、自然素材のパッケージ住宅やオリジナル工法「ダブル断熱」などを提供する株式会社オーパスを設立。全国の工務店にノウハウや資材を販売するほか、営業サポートなどを行い、全国のお客様に会員工務店を通じて「本物の家造り」を提供。設立後、わずか7年でオーパス会員工務店800社まで育てる。2007年に上場企業に売却後、現在は建築業界だけでなく、幅広く異業種に向けてのコンサルティングも行っている。

著者紹介

連載住宅展示場では教えてくれない「本当の健康住宅」を見極めるポイント

 

 

新版 住宅展示場では教えてくれない本当のこと。

新版 住宅展示場では教えてくれない本当のこと。

澤田 升男

ザメディアジョン

住まいの新築やリフォームを検討する時、新聞やテレビCMでよく目にしている会社や国の補助金や優遇制度の対象となる住宅など、知名度が高く、しかも国の認定基準を満たしていると聞くと、「それなら安心」と納得し、選択肢に加…

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