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売却か、長期保有か・・・収益物件活用にあたっての判断基準

前回は、投資物件「買い増し」の投資戦略で注意したいポイントについて解説しました。今回は、収益物件を売却するか、長期保有するかの判断基準を見ていきます。

基本的に「長期保有」がおすすめ

数年間、物件を所有していたら市況がさらに良くなり、キャピタルゲイン(売却益)がかなり得られそう……。こういった状況に直面した場合、誰しも「売り抜けるか、それとも所有し続けるか」で悩むと思います。

 

この回答をするならば、「物件とオーナーの状況次第」ということになります。

 

安定的に稼働している物件ならば、よほどキャピタルゲインが出る場合を除いて持ち続けた方がいいと思います。逆に稼働していないのであれば、土地や建物を担保に銀行から修繕費用の融資を引いてフルリノベーションしたり、建て直したりするというのも選択肢に入れていいでしょう。

 

ちなみにキャピタルゲインが出る状況は、そもそも地方物件では実現しにくいといえます。何故なら、地価が上がる可能性があるのは政令指定都市くらいだからです。

 

売ってしまったところで好条件の物件がまた手に入るとは限りませんので、基本的には持ち続けてコツコツ資産を増やしていくように考えるのが妥当でしょう。

売却する場合も「売り急がない」ことが重要

ただし、まとまった現金がどうしても必要になったなど、オーナー側の理由で売却を検討する場合があるかもしれません。それでも売り急ぐと買い叩かれる可能性がありますので、リスクを引き受ける覚悟が必要です。

 

また固定金利で融資を受けていた場合、途中で売却することによってペナルティが発生したり、銀行との信頼関係が崩れたりしてしまう可能性があります。中には「20〜30年所有してローンを完済したら売却しよう」と考える人もいると思いますが、そこで売ってしまうのももったいないです。ローンが終わってしまえば経営プレッシャーはかなり減るでしょうし、メンテナンスを適切に行ってきたRC造であれば、100年保つともいわれています。 

 

私の考え方としては、物件は長期保有すべきだと思っています。しかし、買い進めの障害となる物件を所有している場合には売却を検討します。もしくは市況が良く、明らかに売却することで収益が出る場合も売却を検討していいでしょう。

株式会社センチュリオン 実業家

京都府京都市出身の実業家。大学卒業後、大手IT企業の営業職を経験。その後、投資用不動産専門ベンチャー企業に転職。
2008 年11 月、渋谷区にて株式会社センチュリオンを設立。同社は、設立以来300 棟以上の投資用不動産を投資家へ提供し、投資家の資産形成を行ってきた。「不動産投資の成功人口を増やす」ことをミッションとして、投資家に対する無償の情報公開も積極的に行っている。自らも多くの収益物件を持つ投資家。現在は、複数の会社の経営や事業への投資を行い、幅広く活躍している。

株式会社センチュリオンHP:http://www.cent.co.jp/

著者紹介

連載不動産投資「超」圧勝法…物件買い増しで賃料収入大幅アップを図るテクニック

 

 

300勝0敗! 不動産投資「超」圧勝法

300勝0敗! 不動産投資「超」圧勝法

西川 将史

幻冬舎メディアコンサルティング

不動産投資ブームに乗り切れ! 熾烈なライバル争いを制する「圧勝法」とは。 不動産投資市場のバブル化。そう呼ばれるほどにまで注目を集め、年々拡大を続ける不動産投資市場。2020年東京オリンピックの開催に伴い、地価の高…

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