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「個人契約」を出口とすることで税効果が高まる保険商品の例

前回は、個人保険の「法人保険への切り替え」で得られる税効果を紹介しました。今回は、出口を「個人契約」とすることで税効果が高まる保険商品の例を見ていきましょう。

医療保険やがん保険の給付金の出口は、個人契約が有利

個人契約の保険を法人契約にすることで、大きな損金算入効果、税効果が得られることを説明しましたが、出口では個人契約のほうがいい場合があります。それは、医療保険やがん保険の給付金です。

 

入院や手術の給付金やがん診断の給付金などは、個人だと非課税になりますが、法人であれば、全額または一部が「雑収入」として課税の対象となる所得をかさ上げします。つまり、保険料を支払う入口では法人名義のほうが税効果メリットは大きいのですが、出口は個人名義にしたほうが税効果メリットは大きいということになります。

 

これらの問題を解決する仕組みとして、「契約者名義の変更」という仕組みが使われます。入口は法人で契約したとしても、のちに個人名義に契約を変更します。すると、保険料は法人の資産から支払うことで、損金算入効果を得て、給付金を個人が非課税で受け取ることができるわけです。

名義変更の手続きは簡単…1日で完了する保険会社も

もちろんその逆、個人で契約した保険を法人名義に変更することも可能です。名義を変更する手続きはごく簡単で、2〜3枚の必要書類で、1日で手続きが完了する保険会社もあります。

幻冬舎総合財産コンサルティング 執行役員

CFP・1級FP 行政書士
鹿児島市出身。1999年鹿児島大学法文学部卒業
大手ノンバンクでの債権回収業務を経て、FP・行政書士の資格を24歳で取得後、税理士事務所、保険専業代理店での保険販売・FPコンサルティング業務に携わる。
保険会社時代には、銀行・証券等の金融機関代理店をはじめ、日本全国の保険代理店の販売サポートに携わり、販路が多い業界の表裏事情に精通。
セミナーでは、他に類をみない、年間1000名以上の参加者が集まり、相談における取扱金額は100億円を超え、依頼は後を絶たない。
保険会社内部事情、営業の現場事情に関係なく、公平・正直に情報を伝えることを心がけている。
宅地建物取引士、証券外務員、貸金業の資格も保有。行政書士として、会社設立や遺言等の官庁法務書類作成もサポート。

著者紹介

GGOとは、GENTOSHA GOLD ONLINE(幻冬舎ゴールドオンライン)の略称。『あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための総合情報サイト』を掲げ、企業オーナー・富裕層を主要読者ターゲットとして運営している(写真は編集長の立本正樹)。

著者紹介

連載資産防衛の最適ツール「法人保険」を活用した究極の税金対策

本書籍は、保険会社の中枢にいて、商品開発をはじめ、銀行・証券・税理士事務所をはじめとした全国の販売代理店支援やトラブル対応の経験を持ち、保険業界の裏事情をよく知る吉永秀史氏に監修をしていただきました。

本資料は、取材・調査に基づき、現実に存在している一般的な生命保険活用事例を示したものであり、データやスキームの正確性や将来性、投信元本の利回り等を保証するものではありません。また、本書籍は、平成30年1月1日現在の法令に基づいて作成しており、今後変更される可能性もあります。個別具体的な法令等の解釈については、税理士等の各専門家・行政機関等に必ずご確認いただくようお願いいたします。記載されている保険商品のイメージ図につきましては、概算値を表示しています。各スキームの導入時は約款や契約概要、パンフレットを必ずご覧ください。

なお、本書籍で示している「契約者」とは、保険料を支出する人で、契約の変更・解約などの権限を持っている人、「被保険者」とは、保険を掛けられる人、その対象となる体を提供する人をいいます。

 

法人保険で実現する 究極の税金対策 改訂版

法人保険で実現する 究極の税金対策 改訂版

監修 吉永秀史
編著 幻冬舎ゴールドオンライン編集部

幻冬舎メディアコンサルティング

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