外需の東証一部、内需のマザーズ…市場の特性から銘柄を探す

今回は、外需の多い東証一部、内需の多いマザーズという特徴を踏まえ、銘柄を探す方法を紹介します。※本連載は、足立公認会計士事務所代表・足立武志氏、フェアトレード株式会社代表取締役・西村剛氏、フェアトレード株式会社調査本部アナリスト・田村祐一氏監修のMOOK、『勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則』(スタンダーズ株式会社)より一部を抜粋し、株式市場において実際に株価を動かしたと考えられる「テーマ」を取り上げ、解説していきます。

内需型の多い新興市場銘柄は、為替変動の影響が少ない

前回の続きです。

 

こうしたなかで改めて注目されたのが、マザーズに上場する新興市場銘柄です。新興市場銘柄の多くは内需型ですので、為替変動の影響をほとんど受けません。また、日経平均がさえない展開でも、個別に見ると元気な企業を見つけられます。

 

このような東証一部と新興市場のかい離が今後も続くならば、円高が進んだときには新興市場の内需関連銘柄、逆に円安が進んだときには東証一部の輸出関連銘柄を選んでいけばいいということになるでしょう。

 

下に掲げたアカツキ(3932)はモバイルゲームを扱うマザーズ内需関連銘柄、ツガミ(6101)は切削加工を行う自動旋盤の海外売上が約75%を占める輸出関連銘柄です。為替や株価指数の変動に合わせて、こういった内需・外需の違いのある銘柄を選び、売買するのもひとつの方法です。ただし、業績がいいことが前提になりますので、決算の動向は確認しておきましょう。

 

 過去のデータ 

 

マザーズ銘柄のアカツキは約3.1倍、東証1部のツガミも約1.4倍の上昇率をマーク。高値をつけた日が違っている点に着目しておこう。

 

[図表1]アカツキ(3932)

アカツキ(3932)

 

[図表2]ツガミ(6101)

 

ツガミ(6101)
 

 

 関連用語 

 

ボラティリティ

価格変動の度合いを示す言葉。「ボラティリティが大きい」と言う場合は価格の上下の動きが大きいことを表す。一般に東証一部銘柄よりマザーズ銘柄のほうがボラティリティが大きいといわれる。

足立公認会計士事務所 代表
公認会計士

公認会計士としての視点を生かした決算書の読み方や投資に役立つ決算書の活用法に詳しい。著書も多数。

著者紹介

フェアトレード株式会社 代表取締役

機関投資家出身で統計データを重視。株-1グランドチャンピオン大会では+150%以上の利益を出し三連覇。

著者紹介

フェアトレード株式会社 調査本部アナリスト

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。

著者紹介

連載株式市場を動かす「テーマ」を知る…勝ち組だけが知っている株暴騰の法則より

 

本連載は、一般的な株式分析の手法などを紹介することを目的に発行しています。投資を促したり、特定のサービスへの勧誘を目的としたものではございません。また、投資にはリスクがあります。投資はリスクを十分に考慮し、読者の判断で行ってください。なお、監修者、執筆者、製作者、スタンダーズ株式会社、幻冬舎グループは、本連載の情報によって生じた一切の損害の責任を負いません。

 

勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則

勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則

足立 武志,西村 剛,田村 祐一

スタンダーズ株式会社

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