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東証一部と新興市場…「価格上昇のタイミング」が異なる理由

今回は、日経平均株価と東証マザーズ指数の値動きのかい離について見ていきます。※本連載は、足立公認会計士事務所代表・足立武志氏、フェアトレード株式会社代表取締役・西村剛氏、フェアトレード株式会社調査本部アナリスト・田村祐一氏監修のMOOK、『勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則』(スタンダーズ株式会社)より一部を抜粋し、株式市場において実際に株価を動かしたと考えられる「テーマ」を取り上げ、解説していきます。

外需の多い東証一部、内需の多いマザーズ

東証の新興市場、マザーズに上場しているすべての銘柄の時価総額の変動を表す株価指数を東証マザーズ指数といいます。マザーズに上場する企業は、これからの成長が期待できるベンチャー企業、いうなれば中小型株の銘柄が多くを占めています。

 

日経平均株価と、東証マザーズ指数との値動きを下記のチャートから見比べてみましょう。

 

2012年末のいわゆるアベノミクスから13年5月までは、ともに一気に上昇していますが、上昇幅は日経平均が2倍程度、マザーズ指数はおよそ3倍。マザーズ指数のほうがパフォーマンスがよくなっているのです。

 

この時期はどんな株でも値上がりしました。そのなかでも、ボラティリティの高い新興市場銘柄のほうが利益が上げられたといえます。

 

次に13年6月から15年までを見ると、日経平均は15年夏ごろまで上値を追い、その後下落しましたが、マザーズ指数は大きめのボックス相場の中で上下を繰り返していました。

13年6月以降の動きは、為替動向ともかかわりが・・・

また、16年と17年は、両者の上昇するタイミングが異なっています。日経平均は16年後半に上昇したのに対し、マザーズ指数は16年前半と17年の上昇が目立ちます。

 

13年6月以降の動きは、為替動向ともかかわりがあります。13年以降は、為替が円安に進んだこともあり、円安メリットの大きい輸出関連株が多い東証1部銘柄に資金が集まりました。しかし16年以降、為替が円高に動いたことで輸出関連株には逆風が吹く結果になりました。

 

足立公認会計士事務所 代表
公認会計士

公認会計士としての視点を生かした決算書の読み方や投資に役立つ決算書の活用法に詳しい。著書も多数。

著者紹介

フェアトレード株式会社 代表取締役

機関投資家出身で統計データを重視。株-1グランドチャンピオン大会では+150%以上の利益を出し三連覇。

著者紹介

フェアトレード株式会社 調査本部アナリスト

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。

著者紹介

連載株式市場を動かす「テーマ」を知る…勝ち組だけが知っている株暴騰の法則より

本連載は、一般的な株式分析の手法などを紹介することを目的に発行しています。投資を促したり、特定のサービスへの勧誘を目的としたものではございません。また、投資にはリスクがあります。投資はリスクを十分に考慮し、読者の判断で行ってください。なお、監修者、執筆者、製作者、スタンダーズ株式会社、幻冬舎グループは、本連載の情報によって生じた一切の損害の責任を負いません。

 

 

勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則

勝ち組だけが知っている! 株暴騰の法則

足立 武志,西村 剛,田村 祐一

スタンダーズ株式会社

●明日上がる株が今わかる! 「新たな経済指標が発表された」「企業が決算を発表した」「テクニカル指標が○○になった」など、 株式投資をしているとさまざまなニュースが飛び込んできます。 そうしたニュースによって株価…

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