前回は、「自分の体への投資」を惜しんではいけない理由を取り上げました。今回は、賢く買い物をするための「ポイントカード」の使い方を見ていきます。

ポイントカードは「カードホルダー」で管理を

あなたのお財布の中には、ポイントカードがたくさん入ってはいませんか。オトナ女子の中には、10枚近くのポイントカードでお財布がパンパンに膨らんでいる方も、ときどき見受けられます。

 

洋服やコスメのショップ、美容院、ネイルサロン、そして近所のドラッグストア、スーパーまで、ポイントカードを発行しているお店は数え上げるときりがありません。

 

お店を利用する都度、提示したい気持ちはよくわかりますが、気(エネルギー)の流れという観点から言うと、お金と直接関係ないものは、お財布に入れないほうがよいです。新規にお金が入ってくるエネルギーを妨げてしまうことになるからです。

 

またポイントカードが多すぎると、どのような種類があるかがわからなくなってしまいます。財布の中が乱雑になり、いざというときに出したいポイントカードをさっと取り出しにくくもなります。

 

所有しているカードについては、こまめに確認するようにしましょう。ポイントカードが多すぎる場合、財布とは別にポイントカードを入れた「カードホルダー」を携行してもよいでしょう。

くれぐれも注意したい有効期限切れ

ポイントカードの一番の問題点は、ポイントの有効期限が切れて、使えなくなるポイントが出てしまうことです。

 

1枚や2枚のポイントカードなら、ポイントの累計数やその有効期限についても頭に入っているかもしれませんが、10枚近くになると把握も難しくなるでしょう。大量のポイントをうっかり無効にしてしまわないためには、なるべく短いスパンでポイントを使うことです。カードを愛用する人には「長く貯めてから使いたい」という心理があるのもわかります。ポイントの還元率が、さして高くないことも多いからです。

 

たとえば、よくて1.5%、低くて0.5%くらいでしょう。「たくさん貯まってから、ドカンと使いたい」という気持ちもわかりますが、右に述べたような還元率なので、ドカンと貯まるまでに期限が切れやすいのです。ポイントカードの種類をしっかり把握して、こまめにポイントを使い、期限が切れないように気を付けていきましょう。

 

さらに言うと私は、カードの数を絞るという意味では提携店が多い「Tカード」を活用しています。Tカードは日本最大級のポイントカードと言われています。ここ数年で飛躍的に提携店が増えて、ポイントが貯まりやすくなりました。

 

Tカードの還元率は0.5%、つまり基本的には200円ごとに1ポイントが貯まります。有名な提携店としては、ファミリーマート、マルエツ、𠮷野家、ガスト、ドトール、エネオス、TSUTAYA、ソフトバンクなどがあります。

 

提携店によっては販促活動の一部として、特別ポイントが加算されるところも増えてきました。またクレジットカードでもTポイントが貯まります。クレジットカードの種類としては「エクストリームカード」「TSUTAYA Tカードプラス」「ファミマTカード」などがあります。

 

「エクストリームカード」は還元率がなんと1.5%です。あとはTメールのアンケートや自動販売機でも貯まります。新生銀行のファミリーマートのATM利用・振り込みでもポイントが貯まります。そして貯まったTポイントは1ポイント1円で利用できます。他にもTカードには裏ワザがたくさんあります。

 

このようにあらゆるポイントカードは、お金と同じです。最新情報を調べて、感謝をしながらフル活用してみましょう。

 

<ポイント>

ポイントカードは、お得なものを厳選して、小まめに使う

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和田 勉

幻冬舎メディアコンサルティング

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