指値と逆指値の注文を同時に出せる「OCO注文」の活用法

今回は、指値と逆指値の注文を同時に出せる「OCO注文」の活用法について見ていきます。※本連載では、株式会社アルフィナンツ・代表取締役で、経済アナリスト/FXステラジストとしても活躍する田嶋智太郎氏の監修書籍、『一週間で身につくはじめてのFX』(ナツメ社)より一部を抜粋し、「負けないFX」を実現するための基礎知識をご紹介します。

為替相場の予想がつかないときに便利

「OCO注文」とは、2つの注文を同時に出し、片方の注文が約定したら、もう一方の注文はキャンセルされる注文方法です。「指値」と「逆指値」を同時に発注する注文方法と理解するとわかりやすいかもしれません。ポジションを決済するときに使える注文方法です。

 

例えば、「1ドル=100円」の買いポジションを持っている(ドルを持っている)とします。

 

相場がどちらに動くか予想がつかない状態だったとして、利益はなるべく大きく、損失はなるべく小さくしたいので、「指値注文」を「1ドル=102円」、一方「逆指値注文」を「1ドル=99円」として、これらを同時にOCO注文で発注するわけです。円高に動いても損失は1円分に抑えられるし、円安に動けば利益は2円分になるのです。

 

OCO注文を駆使すれば、リスクを限定して勝負ができる

OCO注文は損切りだけではなく、利益を増やす方法としても使えます。例えば、「1ドル=100円」で買ったとき、「1ドル=102円」になったとします。ここで成行注文で利益を確定させることもできますが、さらに円安になるかもしれません。

 

そこで、「指値注文」を「1ドル=103円」、「逆指値注文」を「1ドル=101円」としてOCO注文すると、もし円安に動けば利益は拡大します。逆に円高に動いたとしてもすでに確定していた1円分の利益は確保できるわけです。

 

[図表]2つの異なった注文を一度に出すOCO注文

※参照ページについては本書籍をご覧ください。
※参照ページについては本書籍をご覧ください。

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連載「負けないFX」のためのキソの基礎講座

経済アナリスト
FXステラジスト
株式会社アルフィナンツ 代表取締役 

1964年、東京生まれ。慶應義塾大学を卒業後、現三菱UFJモルガン・スタンレー証券を経て、経済アナリストに転身。現場体験と綿密な取材活動をもとに、金融・経済全般から戦略的な企業経営、個人の資産掲載まで幅広い範囲を分析・研究している。著書に『日本一やさしいFXの学校』(ナツメ社)、『にわか投資家が株で快勝する法』(あさ出版)、『一人勝ちの株作戦』(ベストセラーズ)、『財産見直しマニュアル』(ぱる出版)、『外貨でトクする本』(ダイヤモンド社)などがある。

著者紹介

一週間で身につくはじめてのFX

一週間で身につくはじめてのFX

田嶋 智太郎

ナツメ社

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