前回は、法人テナントから「消費増税分」の賃料アップを勝ち取った事例を取り上げました。今回は、賃貸経営の「パートナー」となる仲介業者の選び方を見ていきます。

遅刻が当たり前の人=納期遅延が当たり前の人

13.こんなヤツはビジネスパートナーに選ぶな!

 

ビジネスパートナーとして、以下の3つの特徴を持つヤツとはかかわらない方が良い。

 

①打ち合わせに遅刻する

社会人として時間を守ることは当たり前のことだ。しかし、最初の新築アパートの設計で出会った設計士はひどかった。この設計士は何度か打ち合わせに遅刻してきた。遅刻するヤツは、納期管理が甘い。時間の意識が全くない。今後は、1回遅刻した時に理由を聞いて、つまらない理由の場合は即クビだ。遅刻が当たり前=納期遅延当たり前の構造だ。

 

②打ち合わせの記録を共有しない

自分の宿題を覚えていない。その割に打ち合わせの議事録を取らない。誰が何をいつまでにやるのかを意識していない。打ち合わせ内容や今後の進め方を共有できない設計士はアウト。

 

③太っている

体質的に太りやすい人はいるかもしれない。それでも、太るのは自己管理の甘さだ。自分の管理ができていないということは、仕事の管理もできない。ただ、太っていても奇抜なアイデアがあれば設計士として生きていけるかもしれん。しかし、新築建築中はキャッシュを生まず、納期管理は非常に重要な要素だ。一か月完成が遅れれば、その分の家賃収入の機会ロスとなる。自己管理ができていない設計士はアウト。

 

時間は有限だ。クソみたいな相手のペースで仕事をしている場合じゃない。

良い仲介業者に「リピート率」で手数料を下げてもらう

14.仲介手数料をコントロールしろ!

 

一般的には売買価格の3%×消費税が常態化している。しかし、やり方次第では1.5%程度にはできる。例えば、リピートして使った仲介業者には、2回目ですよね~、3回目もお願いしたいですね~と、さり気なく聞いてみる。こちらが言わんとしていることを察してくれるはずだ。

 

あとは、専属専任媒介契約を結ぶ。特に物件を保有している立場だと強い。購入時は仲介手数料3%が当たり前でも売却時は、専任だと1.5%ぐらいには簡単にできる。

 

それと売主が直接募集をしている場合(仲介業者が入らない場合)、こんな場合も稀にある。これは仲介手数料を支払わなくて良いのでラッキーだ。それ以外にも良心的な仲介業者は、最初から仲介手数料○%割引というところもある。

 

コントロールする術をまとめると、こうなる。

 

●売買する仲介業者を固定して、リピート率で手数料を下げる

●最初から仲介手数料割引物件を選ぶ

●売主との直接取引物件を選ぶ

 

最初は、仲介手数料よりも、仲介業者の物件力ありきだ。良い仲介業者に巡り合って、リピート率で下げてもらえ!

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