「助成金の会計処理」はどのように行えばいいのか?

今回は、「助成金の会計処理」を行う手順について説明します。※本連載は、福井泰代氏が代表取締役を務める「株式会社ナビット」が運営するWEBサイト、「助成金なう」のブログから一部を抜粋し、助成金・補助金に関する疑問や、専門用語をQ&A方式でわかりやすく紹介いたします。

一般的には「雑収入」などの科目で受け入れ処理を行う

助成金は受給が決まり、必要な手続きが済みますと、支給決定通知書が届き入金されることになります。では、入金された後、その助成金はどのような会計処理をするべきでしょうか? 今回は会計処理について解説します。

 

一般的な例としては、「雑収入」などの科目で受け入れの処理をします。通知書が来た時に

 

未収入金/雑収入 1,000,000

 

とするのが正しい仕訳となります。

 

その後、入金があったときには、

 

当座(普通)預金/未収入金 1,000,000

 

の仕訳を起こします。

 

上記の仕訳の摘要欄には、○○労働局(○○機構)、△△助成金、◇月分と記入します。

 

支給決定日と入金日が決算期をまたがない期中の入金であれば、実際に助成金の入金があった時点で、

 

当座(普通)預金/雑収入 1,000,000

 

と、仕訳を起こしても構いません。

助成金の額を、人件費等から控除してはいけない

人によっては「雑収入」ではなく、「助成金収入」として、特別利益として計上すべきではとの考えもありますが、実務上は「雑収入」で構いません。

 

逆に、人件費の補助などの理由で助成金の額を人件費等から控除することは不適切な会計処理となり、許されません。なぜなら企業会計原則は総額主義を定めているため、その原則に反することになるからです。

株式会社ナビット 代表取締役

神奈川県箱根町生まれ。31歳で創業。有限会社「アイデアママ」の社長になる。
当時4つの発明をし、もっとも売れたのが「のりかえ便利マップ」である。
現在は日本全国73%の駅に採用されている。

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https://www.navit-j.com/service/joseikin-now/index.php


「助成金なう」は企業様にマッチした助成金・補助金の情報提供、申請のサポート支援するサービス。全国11,187機関の助成金・補助金情報を毎週随時更新。また、他社サイトにはない全国1,558市区町の自治体案件も掲載している。全国に提携している中小企業診断士や社会保険労務士のネットワークで、企業様の助成金・補助金の申請のサポートも行う。

著者紹介

連載疑問解決! 「助成金」「補助金」に関するQ&A

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