前回はマンション作りで意識したい「人と人とのつながり」について考えてみました。今回は、「音楽」で住民同士がつながる楽器可防音賃貸マンションの特徴について見ていきます。

住民同士が顔もあわせない集合住宅

マンションをはじめとした集合住宅は、多くの人に「住まい」という、社会で生きていくうえで最も大切な基盤を提供するものです。

 

しかし、この人間にとってかけがえのない「住まい」を提供する場でも、「人と人とのつながり」が絶たれるような状況が生まれています。たとえば、都会にあるごく平均的なワンルームマンションでは、両隣に住んでいる人と言葉を交わすことはおろか、顔をあわせることもほとんどありません。

 

人のぬくもりを感じさせるようなものは何もなく、居住者のほとんどは孤独に時を過ごしています。その様子を想像すると、何とも寒々とした気分になるのは私だけではないはずです。

 

そうした従来のマンションのあり方に対する反省から、私は人と人とのつながりを大切にしたマンションを、一つのコミュニティの中にいるかのような安らぎ、人との絆を感じられるような住まいをつくりたいという思いを痛切に抱くようになったのです(社名の「ツ
ナガル」には、私のそのような願いがこめられています)。

世代を超えて人と人を結びつける「音楽の力」

そして、楽器可防音賃貸マンションはまさにそのような私の切なる思いを形にしたものにほかなりません。

 

前章で触れたように、音楽は世代を超えて人と人を結びつける力をもっています。楽器可防音賃貸マンションに入居すれば、そのような音楽のマジックを通じて、居住者はともにつながりあい、孤独を感じずにすむはずです。

 

たとえばラウンジでくつろいでいるときなどに、見ず知らずの人同士でもふとしたきっかけで言葉を交わしあい、音楽の話題で話がはずむことでしょう。

 

また、エントランスでは音楽が24時間流れています。マンションに帰ってきたときに、パッと明るい気持ちになれるのではないか―そのような居住者の心を慰め、癒やす効果も期待しているのです。

本連載は、2016年3月1日刊行の書籍『"楽器可防音マンション経営"で実現する鉄壁の資産防衛』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

"楽器可防音マンション経営"で 実現する鉄壁の資産防衛

"楽器可防音マンション経営"で 実現する鉄壁の資産防衛

大塚 五郎右エ門

幻冬舎メディアコンサルティング

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