家族の死去から葬儀、納骨までの一般的な流れ

前回は親族が亡くなった際、遺族が最初にするべきことを説明しました。今回は、家族の死去から葬儀、納骨までの一般的な流れを見ていきます。 ※本連載は、公認会計士・税理士の御旅屋尚文氏、司法書士の池田秀樹氏、特定社会保険労務士の柳勉氏の共著『家族が亡くなった後の手続きと相続がわかる本』(神宮館)の中から一部を抜粋し、家族が亡くなったときに発生するさまざまな手続きについて解説します。

遺族は短い時間でさまざまな手配をする必要がある

●臨終から遺体の安置まで

入院している場合は、医師によって死亡が告げられます。自宅で死亡した場合は、かかりつけの医師に確認してもらうか救急車を呼びます。突然死や事故死の場合は警察に連絡をします。

 

病院で亡くなると霊安室に安置されますが、その後遺体を搬送し、自宅、火葬場霊安室、斎場などへ安置します。

 

●葬儀の打ち合わせ

葬儀社の担当者と親族で、通夜、葬儀・告別式の日程、規模、予算などについて決めます。通夜、葬儀・告別式の日程が決定したら、関係者や友人、勤務先、近隣の方などにも知らせます。

納骨は初七日から四十九日頃に行われることが多い

●通夜

本来、通夜とは故人の親族などが集まり、葬儀の前に別れを惜しむ式のことでしたが、現在は本来の通夜のことを仮通夜、知人・友人などの弔問を受けることを本通夜などと分けることが多くなっています。葬儀に出席できない方がお見えになることもあるようです。

 

●葬儀・告別式、納骨

葬儀とは、遺族が故人の冥福を祈る儀式で、告別式は故人と最後のお別れをする式のことをいいます。葬儀・告別式が終わると出棺、火葬場での火葬です。その後、精進落としなどが行われます。

 

仏式の場合、初七日から四十九日頃に納骨を行います。納骨に期限はありませんが、一周忌までに行うことが多いようです。

 

★ここがポイント

通夜、葬儀・告別式、納骨と、大切な方が亡くなってから間もなく、遺族の方は短い時間でさまざまなことを手配しなければなりません。滞りなく進められるように、大まかな流れをつかんでおきましょう。

本連載は、2016年12月11日刊行の書籍『家族が亡くなった後の手続きと相続がわかる本』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載葬儀・年金・相続…家族の死亡時に発生する「お金」の手続き

公認会計士、税理士 

昭和27年富山県生まれ。滋賀大学経済学部卒業。大学在学中に公認会計士2次試験合格。昭和53年より公認会計士事務所を開業。
現在、経営コンサルティング、税務、監査、各種セミナー講師、テレビ出演と幅広く活躍。

著書に『自分でできる確定申告のすべて』『図解決算書の読み方』『面白いほどよくわかる相続・贈与のしくみ』(以上、日本文芸社)など多数。

著者紹介

司法書士 

東京司法書士会会員。昭和40年新潟県生まれ。平成8年司法書士試験合格、平成10年司法書士登録、平成16年簡裁訴訟代理等関係業務認定。東京都板橋区で池田司法書士事務所を開設。

著者紹介

特定社会保険労務士 

昭和30年山形県生まれ。東洋大学法学部法律学科卒業。昭和57年やなぎ社会保険労務士事務所を開設。労働・社会保険手続、給与計算受託、就業規則等諸規程整備の他、個別労働紛争における斡旋代理の受託。NPOヒューマンエクセル理事長。

著者紹介

家族が亡くなった後の手続きと相続がわかる本

家族が亡くなった後の手続きと相続がわかる本

御旅屋 尚文,池田 秀樹,柳 勉

神宮館

シニア世代必読! 大切な家族が亡くなったとき、今までに経験したことのないような深い悲しみと同時に、膨大な手続きをしなければなりません。 本書では大切な家族が亡くなった後に行う葬儀・法要の流れから、年金・保険・名義…

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