不動産投資で利用する「管理会社」のサービス内容

前回は、「管理会社」の選び方を説明しました。今回は、管理会社が具体的にどのようなサービスを行っているのかを見ていきます。

提供してくれる「サービスの内容」で選びたい管理会社

手数料の割合は、低ければいいというわけではありません。なによりも割合に見合ったサービスを提供してくれるかどうかが重要です。

 

管理会社が行うサービスは、大きく分けて2パターンあります。一つは集金代行で、もう一つは一括借り上げです。前者は文字通り家賃の集金を代行するものですが、一般的には次のサービスも含みます。

 

●入居者の募集

広告作成、チラシやサイトへの出稿、周辺不動産会社への情報提供、物件の案内など

 

●契約業務

入居者審査、契約内容の説明、契約金の受領、鍵の引き渡しなど

 

入居者管理

入居立ち会い、家賃集金、家賃滞納者への督促、クレーム処理、モラルのない入居者への対応、設備の故障・修理への対応、近隣への対応、緊急時の対応、鍵の保管など

 

●収支状況の確認

毎月・毎年の収支表の作成など

 

清掃・除草

外構・外装・敷地内の清掃、除草、植栽のメンテナンスなど

 

●建物・設備のメンテナンス

定期点検、補修、専門業者の手配など

 

●契約更新・改定業務

契約更新手続き、賃貸条件の改定など

 

●解約業務

退去までの注意事項説明、敷金の精算、退去立ち会い、鍵の回収、精算書の作成など

 

●リフォーム

リフォーム計画の立案、工事の手配、工事の立ち会いなど

クレーム対応をオーナーに依頼する管理会社も!?

しかし、業者によっては、本当に集金の代行しかしてくれないところもあります。これは入居者から家賃が業者の口座に振り込まれ、このお金をまとめてオーナーの口座に振り込むだけの業務。まさに右から左です。これだけのサービスで手数料2%なら低いとはいえないでしょう。

 

また、契約書では前述の業務すべてを行うことになっていても、実際のサービス内容は会社によって異なることがあります。

 

たとえば、水漏れなどのトラブルが発生した場合、一般的な管理会社ならば、すぐに駆け付けて入居者のクレームを直接聞き、さらに修理業者の手配もしてからオーナーへ報告の電話をするはずです。ところが現地に行かないで、電話でクレームを受け付け、あとはオーナーに対処を依頼する電話をするだけといった業者もなかにはあります。

 

このようなことから、管理会社を探す際はサービス内容をリスト化して横並びで比較するべきです。

本連載は、2016年5月27日刊行の書籍『世界一わかりやすい「公務員」の不動産投資術』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載公務員にしかできない不動産投資術

株式会社TonTon 代表取締役

1985年生まれ。通信関連会社に勤務した後、ファッションブランドを立ち上げ、若くして独立。その後、より深く社会のことを勉強するために広告代理店の営業マンになり、数多くの案件に関わる。その際、不動産投資のおもしろさに魅了され、2013年に不動産の売買などを扱う株式会社TonTonを設立。

著者紹介

世界一わかりやすい「公務員」の不動産投資術

世界一わかりやすい「公務員」の不動産投資術

今川 博貴

幻冬舎メディアコンサルティング

世間一般ではリストラや減給のない理想的な職業と思われがちな「公務員」。 だが「分限免職」という形でのクビが存在し、10年前と比べると給与は大幅に減少しているのが現実だ。そんな窮地から彼らを救うのが「不動産投資」で…

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