美容室出店の「物件探し」・・・広さを決めるポイント

今回は、美容室の物件にはどの程度広さがあればいいのかについて説明します。※本連載は、ベネフィット税理士法人の代表社員、田崎裕史氏と、同法人所属の税理士、伊澤真由美氏による共著、『ゼロから開業して1億円を目指す美容室経営術』(三和書籍)の中から一部を抜粋し、美容室を新規出店する際の準備と心得を紹介します。

店の広さは「売上の見通し」を立ててから決める

出店エリアが絞り込めてきたら、物件を探しましょう。

 

物件を探すときの一つめのポイントは広さです。大きすぎても駄目だし、逆に小さすぎても駄目。家賃というのは「坪単価」で決まってきます。そのエリアでおよそ坪一万五〇〇〇円ならば、一〇坪だったら一五万円、五〇坪だったら、五倍の七五万円になるわけです。

 

当然、五〇坪あったらかなりの広さになります。一昔前だと広いお店にセット面をいっぱいつくって、というのが流行しました。でも今は家賃だけで、月六〇万円とか七〇万円払うというのは、よほど売上の見通しが立っていないと難しいものです。

 

セット面を一〇個つくっていても実際に使っているのは一個とか二個となってしまうと、当然効率も悪いですし、見た目としてもよくありません。また、スタッフの働き甲斐も下がります。

今後の事業展開を考えるなら、ある程度の広さは必要

では、狭ければいいかというと、あまり狭すぎても二号店を出すときに展開がしにくくなってしまいます。二号店を展開するときに一番重要なのは、「人」です。そのスタッフは、出店より先に一号店で採用しなければならないからです。

 

人を多めにとって、その人たちを分けて一号店と二号店に分離するということになるのですが、一号店が小さすぎると人が入りません。例えば、一〇坪しかなくてセット面が二つだとすると、そこに五人も六人も詰めこむことはできません。

 

事業の展開を考えているなら、最初からある程度の大きさはあったほうがいいということになります。

ベネフィット税理士法人 代表社員
税理士 

栃木県宇都宮市出身。同志社大学商学部卒。税理士・美容室経営コーチ。美容室経営研究会「ビューティベネフィット」主催。ベネフィットコンサルティング(株)代表取締役、ベネフィット税理士法人代表社員。
前職では商社の営業マンをしていたという経歴を持つ。開業時の最初のお客様が美容師さんだったというご縁もあり、美容業特化の税理士となる。美容室経営に関する無料メルマガを毎日配信しており、現在、登録者は2,000人を超えている。現在は、自らの経験を踏まえて、美容業に特化した税務会計サービスのほか、マーケティングや経営に関するコンサルティングも行う。
家族は、妻のほか、長女、長男。趣味は、釣りと自転車だが、最近は、トライアスロンにも挑戦。だが、何よりも「お客様の経営をより良くすること」に情熱を燃やしている。

著者紹介

ベネフィット税理士法人 税理士

栃木県下野市出身。立命館大学法学部卒。税理士・美容室経営コーチ。ベネフィット税理士法人社員税理士。超氷河期のさなかの就職活動だったため、スキルを身につけようと税理士を目指し、現在に至る。年間150人以上の開業美容師さんと会い、開業や税務のサポートを行っている。税理士の中で最も多くの美容師さんに関わっており、信頼も厚い。また、美容室開業者に向けたセミナーも開催しており、受講者からも「わかりやすい」と大変人気を集めている。

著者紹介

連載ゼロから収益1億円を目指す「美容室」の経営術

ゼロから開業して1億円を目指す 美容室経営術

ゼロから開業して1億円を目指す 美容室経営術

田崎 裕史、伊澤 真由美

三和書籍

美容室オーナーが、最初に掲げるべき目標は、年商1億円。本書には新規出店の準備と心得、美容院を軌道に乗せるために必要なこと、さらには将来を見据えた多店舗展開まで、年商1億円を目指すためのノウハウが満載されている。 …

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