ニュージーランド地方都市への投資が魅力的な理由

初めてのマイホームを地方都市で購入する若い世代。その影響からか、地方都市の物件価格は前年と比べ大幅に上昇しています。今回は、日本人の投資家にとって、ニュージーランド地方都市への投資がオススメできる理由を、具体的な数字とともに見ていきましょう。

クリスマスホリデー突入! 通常は1月末まで休みだが…

ニュージーランドでは、毎年12月に入ると一気にクリスマスホリデーモードに突入します。

 

各地のショッピングセンターでは買い物商戦が始まり、テレビでは「来年のクリスマスのためにお金を貯めましょう」といったコマーシャルまで放映されています。また、各地で行われるサンタパレードに、子ども達は大はしゃぎします。

 

 

ニュージーランド人にとって、クリスマスは日本のお正月のように、離れて暮らす家族が両親のもとへ集い、家族で1年の健康と幸運を祝う大切な時間なのです。

 

 

 

そんな中、我々不動産業界は年内ラストチャンスということで、土日の週末オープンホームの仕事に励んでいます。世の中の人達がショッピングモールに買い物に行き、クリスマス準備に明け暮れる一方、我々は住宅地で静かな時を過ごします。

 

家主もクリスマスの準備があるので、そろそろ年内のオープンホームを中止しましょうと言ってきます。家を売りたいなら今が勝負なのに・・・と、不動産業者は心の中で葛藤する時期なのです。

 

クリスマスは老若男女、宗教を越えて国中でお祝いをするイベントですが、中でも特別強いのは、やはり中国人のパワー!

 

この地に移住している中国の方達はもちろんクリスマスを祝うでしょうが、ニュージーランド人とは異なり、単に1日だけのイベントという扱いです。それが過ぎれば、旧正月までは至って普通の日なので、土日のオープンホームへも訪れますし、1月に入っても月末までお休みするということはあまりないのです。

 

中国人セールスコンサルタントもそれを心得ていますから、ニュージーランド人セールスマンが1月末まで休むのと異なり、1月の2週目から勤務に復帰します。我々日本人、韓国人はどうするのか? 東南アジア人はどうしているのか? この辺もお国柄が出ていて面白いところです。

物件価格が前年と比べ「30%」上昇した地区も

現在住宅ローンを利用する場合、投資用物件だと銀行融資が60%しか降りない形になっています。つまり、購入金額の4割の現金を用意しないといけない状況のため、投資家の物件投資率は下がっています。

 

一方、ファーストホームバイヤー、すなわち、初めて自分の住居を購入する人達の数が戻ってきている現象もあります。ただ、オークランドの不動産物価は高騰して平均値100万NZドル越えをしている状況にありますので、地方へと流れているようです。

 

 

<観光都市ロトルア>

 

マオリ文化や温泉都市として、日本でも有名なロトルア。この観光都市は、現在不動産価値が今までにない勢いで上昇しています。

 

中でもマンガキキ(Mangakiki)という地区では、前年2015年9月30日付けの平均値19万7,000NZドルから、26万150NZドルと、前年と比べ30.3%も上昇しています。ロトルアでは、30%も上昇している地区が2箇所もあるのです。

 

[図表]ロトルア各地区の平均物件価格

 

<別荘地タウランガ>

 

タウランガの街は、昔は別荘地としてオークランドの住民がよく訪れていました。今でもその様子は変わっておらず、別荘を保持している人は年に何度も訪れます。

 

しかし、近年は道路の整備が進み、林業・輸送などの業種が盛んなことも相まって、若い世代の一般居住化が進んでいます。そして、この地にマイホームを買う若い世代も増えてきています。

 

ゲイトパ(Gate Pa)という街では、住宅価格が前年と比べ33.7%も上昇しています。その背景には、ファーストホームバイヤー、つまり初めて家を購入する人々が増えているからだと考えられています。

 

しかし投資家にとっても、30万NZドル~50万NZドル台の価格帯は、たとえ4割の現金が必要であっても購入しやすい価格帯なので、ワイカト地方をはじめ、オークランド以外の北島の地方都市は注目を集めています。

価格上昇がまだまだ期待できるニュージーランド物件

ここ最近、オークランド在住の方や、投資を検討している方から、あまりにも物件価格が高すぎる、2LDKの長屋に、本当に60万NZドルも80万NZドルもの価値があるのか、一生賃貸物件で過ごすしかないのでは・・・という声を聞きます。

 

確かに、我々プロの目から見ても、古い長屋のかび臭い2LDKの部屋では、いくら学区が良くても80万NZドルも出すのは躊躇します。ただ、その学区に住む必要がある家族にとっては、又は150万NZドル〜200万NZドルの家が買えない人にとっては、80万NZドルの長屋は貴重なのです。

 

しかし、学区なんて関係ない人にとっては、ちょっと考えられない投資です。ただ、一生賃貸に住むのかと心配している方や、これから投資をしようと考えている日本の投資家の皆さんに朗報があります。

 

それは、まだ30万NZドル、50万NZドル台で豊かな街の一軒屋を購入できるという点です。100万NZドルの家は買えなくても、30万NZドルなら買える。じゃあ、その資産価値を地方で運営してはいかがでしょうか。

 

例えば、オークランドで家賃週800NZドル払っているとします。30万NZドルの地方都市物件を購入し、現金購入であればその家賃が週350NZドル入ってきます。800-350=450NZドルの家賃支払いになるわけです。

 

一方、ローン利用の場合、家賃収入でローンを返済する必要があります。何も投資しなければ、一生賃貸費用を払い続ける掛け捨て状態でしょう。

 

しかし、地方都市物件の価値が上昇するのはニュージーランド不動産の歴史の中で当たり前の現象ですから、投資は無理と考えず、ぜひ資産運用していく勇気を持っていただければと思います。

 

特に日本在住の皆様にとって、異国の地での不動産投資。行ったこともなければ、ロトルアってどこ? という状況の中大切な資産を投入するわけですので、この対前30%上昇という話をされても、今いちピンとこないことでしょう。

 

しかし、ニュージーランド国内の不動産価格が対前10%マイナスとなった事例はゼロに等しく、対前1%でも上昇し続けている国なのです。

 

20年前、オークランド市内中心より高速で20分程度の距離にあるマウントウェイリントンという地区では、15万NZドル~20万NZドルで、3LDK土地600㎡の一軒屋が購入できました。約1500万円の相場です。

 

それが今では、最低でも80万NZドルはかかります。改装後の場合は、150万NZドルも夢ではない価格相場・・・4倍から10倍に値上げされているのです。

 

この10倍という異常な伸び率を期待するのは、今後は難しいと筆者も感じています。しかし、国際レベルではまだまだ価格がお手ごろなニュージーランド不動産。2倍、3倍の価格上昇は夢ではない数字と予測します。

 

 

今回説明したことは、ニュージーランドではなんてことのない情報なのですが、この場をお借りして、キャピタルゲインが得られているこの不動産投資の情報を、クリスマスプレゼントとして再度お話いたしました。

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Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長

1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。

1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。

現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表としても活躍中。

著者紹介

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