株取引の第一歩となる 「証券会社」の選び方

今回は、株取引を行う証券会社の選び方を見ていきます。※本連載は、「相場の福の神」として知られる藤本誠之氏が監修した、『イラスト図解 株の超基本』(池田書店)の中から一部を抜粋し、売買の基本をマンガの登場人物たちが実際に株を購入するストーリーを追いながら、株の売買の基本を解説していきます。

低コストが魅力の「ネット証券」

 

 

証券取引所は、魚でいえば築地市場のようなものだと説明しました。私たちは魚を買うとき、市場で買うのではなく、多くの場合はスーパーなどの小売店で買うでしょう。株も同じで、株を買うための小売店が証券会社なのです。

 

証券会社は大手から地場証券会社(地域に根づいた証券会社)、そしてネット証券会社と多岐にわたります。株を買うには、銀行口座と同じように、証券会社にも証券口座を開く必要があるので、まずは証券会社選びから始めましょう

 

はじめにオンライン証券か、窓口の証券会社にするかを決めます。証券会社には、店舗を持たないインターネットのみの証券会社(以下、ネット証券)と、店舗を持って営業している店舗型証券(以下、店舗証券)があります。

 

ネット証券のほうが店舗を持たない分、低コストで営業できるため、手数料などが安く設定されています。また、店舗証券のなかにもネットで売買できるコースを併用している場合もあります。

 

ただし、インターネットが苦手、営業担当者に相談しながら投資をしたい、などという人は店舗証券がよいでしょう。

 

複数の会社で口座を開設し、自分に合う会社を選ぶ手も

実のところ、自身の投資スタイルが決まっていないと、証券会社選びは決めかねるところがあります。

 

そこで、まず手始めに手数料の安いネット証券を選んでみましょう。手数料も、取引額が小さい投資家が得になるような証券会社や、大口の投資家が有利になるような証券会社など、会社により手数料の安さにも差があります。

 

 

資金が少ない投資家にとって有利なのは、SBI証券(10万円まで103円)やマネックス証券(10万円まで手数料108円)です。このほか、カブドットコム証券では、中高年や女性といった、特定の条件を満たせば手数料が割引になる制度(「シニア割引」・「女子割」)もあります。

 

手数料のほかにも、証券会社が提供しているサービスを比較するのも大切です。ホームページが見やすい、ツールが使いやすい、アナリストレポート(アナリストが分析した騰落の予想)などの投資情報が豊富など、それぞれの証券会社によって、独自のサービスを展開しているので、よく見比べてみましょう。

 

証券会社の口座は銀行と同じで、複数の会社に口座を開設することができます。証券会社のほとんどは、口座開設は無料です。しかも、口座を開設するだけで、実際の売買がなくても、ツールや投資情報を無料で利用できる会社も多くあります。

 

そこで、迷ったら、証券会社は一つに絞らず、まずは口座を開設し、そこからもっとも自分に合ったところを決めるのがよいでしょう

 

 

SBI証券投資調査部 シニアマーケットアナリスト

SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリスト。「相場の福の神」とも呼ばれる。2012年Yahoo!株価予想で勝率第1位、39連勝の記録を持つ。テレビ・ラジオ等の出演や、新聞・雑誌への寄稿も多数。
関西大学工学部卒。日興証券(現SMBC日興証券)入社、個人営業を経て、機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。カブドットコム証券、トレイダーズ証券、マネーパートナーズを経て現職。日本証券アナリスト協会検定会員、ITストラテジスト、オールアバウト株式ガイド。
主な著書に『投資のプロが実践! 株で儲ける日経新聞の読み方』(リベラル社)、『朝13分で、毎日1万円儲ける株』(明日香出版社)、『上がる優待株を買いなさい』(自由国民社)、『39連勝男が教える これからはじめる株入門』(成美堂出版)などがある。

著者紹介

連載マンガとイラストで理解する「株」の基本

イラスト図解 株の超基本

イラスト図解 株の超基本

藤本 誠之

池田書店

株の入門書はいろいろとあるけれど…「けっきょく何から始めればいいの?」。 入門書を読んだけど、結局はじめられなかった人、儲けられない人に向けた実戦的株入門! 売買の基本、銘柄選び、賢い儲け方など、マンガの主人公…

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