前回は、日本との比較で見るフィリピン不動産投資の優位性を説明しました。今回は、フィリピン不動産投資における「資金的な余力」の重要性について見ていきます。

今後は投資する機会がますます増えるフィリピン

不動産投資を大きくふたつに分けるとすれば、まず国内と海外に大別されます。

 

海外の中でも欧米のような成熟した国を選ぶのか、それともタイやインドネシアのような新興国に投資するのか。

 

さらに新興国の中でもフィリピンを選んだら、リゾート地のセブか、都会のマカティに分かれます。

 

このように選択肢が枝葉のように広がっていきますが、それらをひとつずつ悩みながら選択していくことになります。

 

フィリピンは島が多いので、メトロ・マニラに集中していくでしょう。その中でも街はまだ少ないです。選択肢は少ないけれど今後は増えていきます。増えるということは投資する機会も増えるということです。

 

しかし日本人に「アヤラが仕掛ける、8年後にできる街の投資物件を買ってください」とは、なかなか言えるものではありません。この街にまだ3つしか建ち上がっていません。それでも即日で完売するのです。

 

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こうした人たちは、恐らくフィリピン不動産の未来を正しく理解しているのでしょう。

物件の金額の3分の1は補てんができる状況で投資を

一方で、お客様サイドで投資を考えれば、ある程度の余裕と年収(資産)、インカムコントロールができる人でなければいけません。

 

フィリピン投資で失敗している人を見ると、余力のないカツカツの人が投資をしています。「資金が少なくてもできる!」「安くてもできる!」というセールスで集客をしていたからです。

 

億万長者になれるのは一握りですが、最低でも、その物件の金額の3分の1は補てんができる人です。1000万円の物件なら300万円の自己資金を持っている人です。

 

いざというとき、これくらいの金額を動かせる貯金がないのに、買ってしまったら、失敗しなくても心の余裕がなくなるはずです。

 

「騙された、失敗する!」と慌ててしまうパターンです。

 

何でもそうですが、もし何かトラブルが起きても、正しい手続きを踏めば、健全な状態まで復元させることは可能です。

 

何か起こったときに慌てて「もう手放す!」と焦るからダメなのです。腰を据えて、様々なことを想定しながら投資を行えば、必ず勝てるはずです。

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    本連載は、2016年2月27日刊行の書籍『億万長者になりたければ、フィリピン不動産を買いなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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    鈴木 廣政・渡辺 頼子

    幻冬舎メディアコンサルティング

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