本連載は、不動産投資家として成功を収めている才津康隆氏の著書『CF不動産投資』(サンライズパブリッシング)の中から一部を抜粋し、「再生物件」投資で大きなリターンを得るノウハウを、具体的な物件例とともに紹介します。

リフォーム費用を考慮しても、なお割安な可能性あり

本連載でみなさんにお伝えしたいのは、再生物件の活用法です。訳あり物件をうまく再生させ、大きな利益を生み出すことをいいます。

 

基本的には中級者以上向けの内容ではありますが、不動産投資が軌道に乗った方にはぜひ検討していただきたい投資対象です。まずは基本として、再生物件のメリット、デメリットについて見ていきましょう。

 

<再生物件のメリット>

 

●現状空室が多く、融資がつきづらいため物件価格が安くなる可能性が高い

●リフォーム費用を考慮しても割安で購入できる可能性がある

●再生に成功すれば爆発的なキャッシュフローが得られる

●物件によっては再生後、売却すれば大きな利益が得られる

 

<再生物件のデメリット>

 

●空室が多く融資がつきづらい・空室期間が長期になっているため、駆体、配管等にダメージを受けている可能性がある

●多額の再生費用がかかる・再生費用まで融資を受ける(オーバーローン)のはハードルが高いため、多額の現金が必要

●リフォームの知識、空室対策のスキルが必要

再生に成功したときのリターンは大きい

再生物件は融資面、資金面、運営面のいずれも難易度が高く、初心者には難しい投資対象といえます。しかし、リスクを補って余りあるほどのリターンが得られる可能性が高いのです。

 

特に、再生後に売却すればキャピタルゲイン(売却益)、インカムゲイン(キャッシュフロー)がともに得られることになりますから、爆発的に資金を増やすことができます。

 

本連載では、私が実際に所有している物件を例にとり、再生物件の運営について説明したいと思います。再生物件の活用は、不動産投資を成功させるための必須スキルといっていいでしょう。条件が整った方はぜひチャレンジして、大きなリターンを得てください。

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    本連載は、2016年11月10日刊行の書籍『CF不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

    CF不動産投資

    CF不動産投資

    才津 康隆

    サンライズパブリッシング

    不動産投資の第1の目標は「キャッシュフロー1000万円」。そのステージに達するためにはどうすればいいのか。そのステージに立てた後はどう行動すればいいのか。 日本最西端の離島で単身不動産投資にチャレンジし、2年半で家賃…

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