現地の不動産業者が実感する「ベトナムの熱気」とは?

今回は、現地の不動産業者が実感する「ベトナムの熱気」について見ていきます。※本連載は、株式会社エスパシオコンサルタント代表取締役・有馬壽志氏の著書、『ベトナム不動産投資』(あっぷる出版社)の中から一部を抜粋し、ベトナムの不動産投資で成功するためのノウハウを紹介します。

バブル期の日本以上の熱気を感じさせる「ベトナム」

ロングステイ財団によると、日本人が住みたい国8年連続No.1はマレーシアですが、2位は3年連続でタイとなっています。ベトナムは非居住外国人の不動産購入ができず、賃貸も不可で、ビザも厳しかったため、タイに人気が流れたといわれています。

 

タイにはリタイヤメントビザがあり、パスポートだけで不動産が購入できる手軽さもあり、3か月以上の長期在留日本人は5万人を超えています。対してベトナムは1万人に満たない状態です。でも実際の数はもっと多いのかもしれません。ベトナムで日本人向けの雑誌を配布している会社に聞くと、配布部数は2万冊を超えているということです。

 

では、ベトナムの魅力とは何でしょうか。

 

年配の方は、子どものころの日本とそっくりだ、料理の味が日本人に合っているなどとよく言われます。でも、私に言わせれば、パラダイスとはここのことなのです。

 

そのパラダイスとは、ただの平穏な生活を送れる地としてのそれではありません。人びとが将来の夢に向かって歩み続けるエネルギー。自分の夢を成しとげるために努力するエネルギー。そして、国全体が大きく歩み出そうとしている時代の熱気。それを一番感じる国が、ここ、ベトナムなのです。

 

この熱気こそが、現在のベトナムの凄まじいまでの発展に結びついているのではないでしょうか。まさに、バブル期の日本以上の熱気を感じさせているのが、今のベトナムなのです。

 

ということは、すでにバブルを経験してきた日本人にとっては、どのようなタイミングで不動産に投資し、どの段階で手を引くべきか、という状況判断ができるということです。ベトナムでの不動産の状況を見抜きながら投資ができる、これが、不動産に関わるものとしてベトナムに魅かれている最大の要素です。

投資ライセンスの取得は不動産の販売実績と経験が必要

ちなみに、筆者の現地法人であるエスパシオベトナムは、ベトナムにおける「不動産サービス投資ライセンス」というものを取得しています。これは、ベトナムにおける不動産仲介の免許といってもいいでしょう。現地のローカル企業で不動産ライセンスをもっているところはたくさんありますが、これは「経営ライセンス」で、活動はベトナム国内に限られます。

 

一方、「投資ライセンス」は、外資系企業にだけ付与されるもので、利益の海外送金が認められています。たとえば、当社が企画した不動産開発にファンド的に参加した場合にも、日本で配当金を得られます。

 

日本の会社に限らず、ベトナムで不動産サービス投資ライセンスを持っている外資系企業はほとんどありません。というのも、今までは不動産購入に制限があったため、賃貸不動産業しか成り立たなかったからです。取得に費用も時間もかかる投資ライセンスを取得する必要がなかったのだともいえます。

 

でも私は、ベトナムという国を好きになり、ベトナムの熱気に魅了されて、投資ライセンスを取得しました。ちなみに、投資ライセンス許可を得ることができる企業は、日本での経験や実績を厳しく審査されます。つまり、ベトナム政府からのお墨付きを貰っているということでもあります。弊社は今までの海外不動産販売実績が認められて、投資ライセンスが取得できました。

本連載は、2015年6月20日刊行の書籍『ベトナム不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載ベトナム不動産投資の基礎知識

株式会社エスパシオコンサルタント 代表取締役

香川県生まれ。株式会社日立ビルシステムを経て、1981年リクルート入社。
人材総合サービス部門の広告事業部に10年間在籍し、採用・教育の企業サポートで約1000社を担当。
1991年12月、企業の成長をお手伝いする経営コンサルタントとして株式会社エスパシオコンサルタントを設立。
2000年より環境分野に進出し、特に流通小売業の生活環境をテーマに商業環境コンサルタントとして活躍している。担当した大型店舗は全国2650店を超える。
2011年よりベトナムに進出し、カフェレストラン経営を経て、不動産会社エスパシオベトナムを設立。
著書に『ベトナム不動産投資』(2015年 あっぷる出版)、『営業ストレス脱出マニュアル』(2010年 アーク出版)がある。

著者紹介

ベトナム不動産投資

ベトナム不動産投資

有馬 壽志

あっぷる出版

将来を見越している日本人が、国内における資産の蓄積に不安を感じはじめ、海外での資産蓄積に動き出しています。日本政府も、これ以上日本のお金が海外に流出するのを防ぐため、本腰で対策に乗り出しました。逆に考えると、そ…

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