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連載[Sponsored]プロフェッショナルたちが語る「船舶ファンド」の最前線 ~コンセプト編【第3回】

他の船舶ファンドにはない「圧倒的な強み」が生まれた理由

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他の船舶ファンドにはない「圧倒的な強み」が生まれた理由 今回、投資対象となったケミカルタンカー(2016年10月11日撮影)

決して利回りは高くないのに、圧倒的な人気を博している投資商品がある。SBIマネープラザが9月から取り扱いを開始した“船舶ファンド”だ。出資者の募集を開始してから、わずか5日でほぼ予定額に達するほどの申し込みが殺到。船舶という投資対象を手掛けた経験のない、新規参入企業の商品がこれほどの人気を博すのは異例中の異例だ。そのヒットの要因はどこにあったのか? 背景には、他の船舶ファンドにはないエッジの効いた商品特性と、不可能を可能にした2人の仕掛け人の存在があったといえる。第3回目のテーマは「商品設計」と今後の展開である。

5年または7年の購入選択権を借り手の海運会社に付与

――それで今回の船舶ファンドは、以前の太陽光ファンドと同様、投資期間も短くなる可能性があるように設定したということなのですね。

 

階戸 はい。具体的には5年と7年という2度の購入選択権が、リース契約している海運会社に設定されています。つまり、5年ないし7年経ったら、リースのかたちで使用している船舶を海運会社が買い取れるようなオプションを付けているわけです。

 

もちろん、購入選択権が行使されない可能性もあるのですが、他の船舶ファンドに比べて格段に短い期間で購入選択権を設定しているという点が、今回の商品の強みの1つになったと考えています。この点、アドバイザーさんには、ずいぶん骨を折っていただきました。購入選択権は海運会社と交渉のうえ設定するものですし、なるべく短い期間の購入選択権を設定する条件で、複数の海運会社との交渉を進めてもらいましたよね。

 

株式会社ミナトマネジメント 代表取締役 倉本達人氏
株式会社ミナトマネジメント 代表取締役 倉本達人氏

倉本 アドバイザーさんには、フランスの銀行との融資交渉も取りまとめてもらいましたよね。30億円の融資がおりたおかげで、高いレバレッジを効かせて初年度損金率を高めることにも成功しました。

 

階戸 もちろん、日本の銀行も融資してくれたとは思いますけどね。マイナス金利政策下で投資先を模索していますから。しかし、今回は日本の銀行は適任ではなかった。今回の船の借り手である海外の海運会社と取引がないからです。

 

ファンドに融資をする形でこのビジネスを一緒に行ってもらう以上、銀行にはファンド側に立って海運会社に対してモノを言ってもらったり、海運会社のモニタリングをしてもらわないと困ることがあります。この点を考慮すると、海運会社と取引があり、船舶ファイナンスの経験も豊富な銀行でなくてはならなかったことから、今回はフランスの大手銀行に融資をお願いしました。

2号ファンドも、この10月から募集開始

――ところで、今回の船舶ファンドのリスクや出資者へのフォロー体制についても触れてもらえますか?

 

SBIマネープラザ株式会社 常務取締役総合企画部長階戸雅博氏
SBIマネープラザ株式会社 常務取締役総合企画部長階戸雅博氏

階戸 今回のファンドでは、会計のプロである倉本社長に様々なアドバイスをいただきながら、アドバイザーさんに交渉に当たってもらい、世界有数の海運会社と、その会社をよく知る大手銀行との取引がまとまりました。

 

倉本社長が率いるミナトマネジメントさんには、今後、ファンドの決算報告書の作成も含めて、投資家の皆様へのフォローを担当していただきます。各業務に精通した最高のパートナーさんとのチームで運用ができることは間違いありません。

 

ただ、商品の特性上、当然リスクはあります。海運会社さんの倒産リスクもゼロではないし、ドル建てのファンドであるため、為替リスクも発生します。一方で、利回りは必ずしも高くありません。5年ないし、7年後に購入選択権が行使されたケースを想定しても、「100」の投資が「104」になって戻ってくる程度です。複利で計算すると年率0.6~0.7%程度の利回りです。

 

それでも、多くの申し込みをいただいているのは、マイナス金利という足元の金融環境と、繰り返しになりますが、初年度損金率95%と5年もしくは7年という購入選択権の期間設定によるところだと考えています。

 

――今後もまた新たな商品を開発されていくのでしょうか?

 

階戸 はい。同じチームによる第2号ファンドを10月6日から募集を開始しました。さらに、今後、航空機のオペレーティングリース事業にも参入することを検討しています。その際は、当然のことながら、極力高い初年度損金率と、極力短い期間での購入選択権を設定するような商品設計を念頭に置いています。

 

新規参入企業として、少しでも尖った商品を世に送り出していきたいと考えています。既存の商品にはない特性を実現し続けることで、SBIのブランディングにも繋がる。そういうポジションを築いていきたいですね。

 

倉本 6月から8月にかけて、税理士や会計士さんなど、船舶ファンドの販売パートナーになる方々に向けたセミナーを実施し、その際にも毎回お話ししたのですが、企画力と商品開発力があれば、クラシカルな投資商品にもエッジを効かせることができます。

 

その典型が、今回の船舶ファンド。SBIマネープラザさんの企画をサポートしながら、当社も目線を変えるエッジが際立つような投資商品を一緒に世に送り出していけたらと考えています。

 

もちろん、実務的な会計処理のアドバイスなどを含む、投資家の皆様へのフォローも弊社の大きな役割ですから、この面での期待には必ず応えていきたいですね。

 

 

取材・文/池垣 完 撮影/鵜沢 昭彦
取材・文/田茂井治 撮影/鵜澤昭彦

 

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プロフェッショナルたちが語る「船舶ファンド」の最前線 ~セールス・実務編<第1回>

本対談は、2016年9月12日に収録したものです。

倉本 達人

株式会社ミナトマネジメント 代表取締役

1994年、太田昭和監査法人(現・新日本有限責任監査法人)入所。主に金融機関の監査及び企業再生案件の調査業務等に携わる。2003年、新日本アーンストアンドヤング株式会社M&Aコンサルティング部(現・EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社)へ出向(のち転籍)、金融機関・メディア系のM&Aのファイナンシャルアドバイザリー及び財務調査・評価業務を担当。不動産投資信託(REIT)運用会社の不動産投資・流動化案件の企画・管理者、知的財産権投資会社役員を経て、2013年3月に株式会社ミナトマネジメント代表取締役就任。ミナトマネジメントでは海外のネットワークを活かした国内向け投資ファンド企画及び運営業務を展開中。公認会計士、税理士。

著者紹介

階戸 雅博

SBIマネープラザ株式会社 常務取締役 総合企画部長

1995年、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。主に通信業界を中心とした上場企業を担当。1998年、通商産業省(現・経済産業省)出向。エネルギーやインフラに対するODA(政府開発援助)業務に携わる。2005年、イー・トレード証券(現・SBI証券)へ転職。執行役員経営企画部長としてインターネット証券の対面チャネルとの融合を模索。2012年からはSBIマネープラザの取締役として、証券・保険・住宅ローンなどのあらゆる金融商品をワンストップで提供する対面チャネルの確立を目指している。現在、同社常務取締役として経営企画部門のほか、新規事業であるファンド関連事業部門の育成に注力。

著者紹介

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