酒の席でお馴染みの「無礼講」が免疫力アップにつながる!?

前回は、休憩時間に「コーヒー片手に歩き回る」ことで免疫力がアップする理由を説明しました。今回は、無礼講が免疫力アップにつながる理由を見ていきます。

「無礼講」ならストレスを発散しやすくなる

忘年会や歓送迎会などでよく耳にする「無礼講」。昔ながらの日本の文化の一つといってもいいのではないでしょうか。上下関係にこだわらず、フランクに呑みましょうという意味で、酒席で使われる言葉ですが、武士の世では、殿様が家来の本心を探るための策略だったという説もあります。

 

とはいえ、立場を気にせず酒を酌み交わすことは、特に下の立場の者にとっては気楽で、日頃のストレスを発散しやすいともいえるでしょう。免疫力の観点でいえば、無礼講は免疫力のアップに良いといえるのかもしれません。

酒席でも上下関係を重んじる中国では・・・

ちなみに中国ではこのような習慣はなく、酒席でも上下関係が重んじられます。立場が下の人は常に上を気遣い、お酌したり、話題も選んだりしなければなりません。そうなると決して楽しい場になるとは限らず、却ってストレスをためやすい場になりかねません。

 

宴会が一つ終わるとどっと疲れが出て、免疫力を下げてしまっている人が、中国には多いのではないでしょうか。

本連載は、2016年2月27日刊行の書籍『健康寿命を10年延ばす 免疫力の高め方』から抜粋したものです。記載内容は予防医学の観点からの見解、研究の報告であり、治療法などの効能効果や安全性を保証するものではございません。

医療法人社団明医会小田クリニック 院長

医療法人社団明医進会小田クリニック院長。昭和29年、戦時中に中国に渡った両親のもとに生まれ、父は小児科医、母は薬剤師という環境で育つ。東京の同仁病院副院長を務めた後、平成9年に医療法人社団医進会を設立して理事長に就任。かねてより研究してきた、がんの免疫治療を国内でいち早く臨床に応用するほか、独自に細胞培地を開発しNKM免疫療法を確立した。現在は、がんの超早期発見を掲げ、NKM免疫療法を中心に予防医療を実践。再生医療分野である幹細胞の基礎研究と臨床応用にも取り組んでいる。

著者紹介

連載健康寿命を10年延ばすための「食事と生活習慣」

健康寿命を10年延ばす 免疫力の高め方

健康寿命を10年延ばす 免疫力の高め方

小田 治範

幻冬舎メディアコンサルティング

ストレスや運動不足、タバコに偏食……。免疫力は年とともに下がるだけでなく、日常生活の行動も低下の要因となります。今や日本人の健康は免疫力に左右されていると言っても過言ではありません。本書では、予防医学の観点から…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧