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連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情【第56回】

ニュージーランド地方都市の「大都会にはない」魅力とは?

ニュージーランド不動産

ニュージーランド地方都市の「大都会にはない」魅力とは?

今回は、価格の上昇が止まらない大都市のオークランドと、地方都市の物件価格を比較し、ニュージーランドの地方都市における投資のチャンス、魅力を見ていきましょう。

移住先としても関心が高まる「地方都市」

これまでの連載で、オークランド、ワイカト地方、テアロハ、モリンスビルの不動産などをご紹介してきましたが、今年8月のデータによると、対前約29%の勢いでこれらの地域の不動産価格が上昇しているとのこと。

 

ちなみに、オークランドは約15%、平均販売金額はついに100万ドルを越え、庶民のマイホームを持つ夢は遠ざかっていく一方です。

 

[図表1]2016年8月のニュージーランドの不動産価格と上昇率

 

移住を試みる人達のなかには、オークランドへの移住をあきらめ、ワイカト地方への進出を検討する方も増えてきています。オークランド以外の都市への移住なら、移住申請のためのポイントは高く評価されるため、不動産価格の魅力と共に注目されています。

 

ニュージーランドの商業地域では、同じメーカーの店が出店され、どのショッピングモールへ行っても全体の90%は同じものが販売されています。オークランドでも、ハミルトンでも、どこでも手に入ります。つまり、どこに住んでいても生活にあまり変化はないということです。

 

商業地域での家賃や住居の価格がお手ごろということで、ニュージーランドでは今、地方都市へ関心が移ってきています。

「和食ブーム」も不動産価格上昇の一因!?

少し不動産から離れ、食文化について触れたいと思います。アメリカならハンバーガーやビーフステーキ、イタリアならピザやパスタを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 

外国人の方に人気の日本食も、ご他聞に漏れず、寿司、天ぷら、ラーメンなどですが、ここニュージーランドでは、「SUSHI/Donburi」のメニューが大流行しており、中華のチャーハンや酢豚(こちらではスウィート&サワーポークと呼ばれています)の人気を超える勢いです。

 

ニュージーランドの寿司はほとんどが巻き寿司であり、巻いてある食材も、テリヤキチキンやサーモン、アボカドといった、日本ではあまりなじみのないものが勢ぞろいです。

 

 

中華の店舗はあっても寿司屋はなかった街ですが、中国、韓国人を中心とするアジア人がワイカト地方にも進出し、街に和食ブームを起こしています。

 

30年前のクライストチャーチは数軒の和食店しかなく、クウィーズタウンに至っては1軒も和食店がないという状況で、当時知り合ったガイドさんには「ラーメン店を開こうかと思っている。次に来るとき、ラーメンの作り方料理ブックを買って来てほしい」と言われたほどです。

 

そんななか、今はラーメン店も寿司屋も開店。日本人経営者もいますが、ほとんどは他国の方が運営しているため、「和食もどき」という表現をせざるをえない物が多いですが、多少なりとも和食が食べられる場所があるのは、バーガーショップやステーキハウスしかない街よりも、日本人にとってありがたいのは確かです。

 

アジア人はもとより、ニュージーランド人の舌にも合った「寿司ブーム」が、近郊都市でも「寿司屋の進出=アジア人の移民が栄えている」証拠となり、これも不動産価格の上昇を引き上げる要素となっています。とはいえ、オークランドに比べれば未だ半額という不動産価格は魅力であり、投資対象として注目されています。

 

大都市、地方都市の物件比較で見る投資チャンスとは?

では、オークランドの70万NZドル、100万NZドルの価格帯の家はどのようなものかをご紹介していきましょう。

 

●70万NZドル台の物件

 

【ノースショア地区】

 

2階建て、3LDK物件。中古ではありますが、キッチン、バスルームもモダンな作りとなっています。

 

 

【西方面地区】

 

こちらも中古物件ですが、内装全面改装済み。流行しているキッチンデザインを使用し、新築同様の状態です。

 

 

●100万NZドル台の物件

 

【ノースショア地区】

 

築50年もする歴史的建物ですが、内装は全面改装したおかげでピカピカ。庭のデッキにはあこがれのスパも設置されています。

 

 

【西地区】

 

新築物件。250㎡、4LDKのモダンな家です。バスルームが2つあり、大家族で住んでも暮らしやすい設備となっています。

 

 

●40万NZドル台の平均的な物件

 

【ワイカト地方】

 

3LDK中古物件。土地の広さ800㎡。内装は古いですが、改装すれば住みやすい家に変身することでしょう。

 

    

●50万NZドル台の高級物件

 

築97年の歴史的建物。天井が高く、実際よりも広々と感じます。キッチン、バスルームはそれなりの状態ではありますが、近代的な素材を使って改装すればより価値が上昇するでしょう。この地区では豪邸となる物件です。

 

 

家、地域、土地の価値によって、物件価格は前後します。

 

都会のオークランド、地方都市のイメージがあるハミルトン近郊・・・今は地方都市が活気付いており不動産価格が上昇していますが、まだまだ手が届く範囲の価格であるため、オークランドへの投資が難しいと考える方は、地方へ着目すると良いでしょう。キャピタルゲインも得られるチャンス拡大です。

一色 良子

Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長

1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。

1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。

現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表としても活躍中。

著者紹介

連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情

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日時 2016年12月21日(水)
内容

・ニュージーランド経済と投資環境の最新事情

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・NZ不動産取引の仕組みと日本との違い

・購入までのスケジュール、諸費用等について

・築古、建物比率の高い案件を中心に物件情報も公開

会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場

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