コインランドリー開店1年目の販促活動の進め方

前回は、コインランドリー経営においての成功のポイントとなる「コンファタビリティ」という意識について説明しました。今回は、コインランドリー開店1年目の販促活動の進め方を見ていきます。

オープンから地域で認知されるまで3年かかる?

コインランドリーというものは、今のところはほとんどの家庭が利用しているとはいえません。そのためオープンしてもスーパーやコンビニのように「すぐに行ってみよう」とはならずに、じわじわと売上げが増えていく傾向があります。

 

周辺の住民に認知されるまでに時間がかかるのです。認知度が安定するまでには、大体3年かかります。逆の見方をすれば、3年間は、普通に営業していれば売上げは上がっていくはずです。

 

だからといってオープンしてからなにも仕掛けなければ、低空飛行のまま3年間が過ぎてしまいます。まずは1年目で最大限の認知度アップ策を講じることが、3年目以降の高レベルでの安定経営につながります。

 

コインランドリーの販促活動として、もっとも有効と思われるのはセールとチラシです。「洗濯機半額」といったセールをチラシによって告知することで、新規客を誘導するのです。とはいえ毎週チラシをまいていたら、費用対効果のバランスが崩れてしまいます。

 

コインランドリーのニーズは、季節トレンドがはっきりしています。開店して1年目は、しっかりスタートダッシュを切り、季節トレンドに合った販促活動を行うことが非常に重要です。

チラシ配布は1軒1軒への「ポスティング」が有効

オープン前には、オープン日とセールの実施内容を記載したチラシをまきます。チラシの配布方法は、1軒1軒人の手で配るポスティングがお勧めです。以前は新聞折り込みが一般的でしたが、最近はインターネットの普及などで新聞をとっていない家庭が増えているからです。

 

ポスティングならここ周辺の住民へむらなくオープンを知らせることができます。セールは、次のような内容が一般的です。

 

・洗濯機半額

・洗濯機、乾燥機半額

・洗濯機100円

・トートバッグプレゼント

・粗品プレゼント(ラップ、ティッシュなど)

・ポイント5倍

 

そのほかの販促活動としては、抽選で家電製品やお米10㎏プレゼントというイベントを開催し、非常に盛況だったこともあります。

 

品物が安く仕入れられたり、イベントスタッフが確保できたりといった実施条件が整うのならば、検討する価値はあるでしょう。

 

[図表] 販促策の例

本連載は、2015年12月20日刊行の書籍『驚異のハイリターンを生むコインランドリー経営』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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連載驚異の売上げを生む「コインランドリー」経営戦略

エレクトロラックス・プロフェッショナル 日本・韓国地域統括

エレクトロラックス・プロフェッショナル 日本・韓国地域統括。三重県出身。1985年に京都大学大学院工学研究科物理工学科を卒業後、1993年にロンドン・ビジネス・スクールで MBA を取得。Panasonic、Harlequin、三洋電機、DimplexJapan での勤務を経て、2012年からエレクトロラックス・ジャパンにて現職。コインランドリーのリーディングカンパニーにおけるアジア戦略の要として活躍。

著者紹介

驚異のハイリターンを生むコインランドリー経営

驚異のハイリターンを生むコインランドリー経営

浅井 伸宏

幻冬舎メディアコンサルティング

近年、資産を賢く運用し、不労所得を得たいと考える人が増えています。なかでも株や投資信託などの金融商品よりリスクが低い、長期にわたって安定した収入が得られるといった魅力から人気となっているのが賃貸アパートやマンシ…

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