急激な物価高のなか、やはりリーズナブルでコスパがいい商品・サービスは世間の味方。多くの人から“神”と称されることもありますが、それでも「高い!」と嘆く人もいるようで。みていきましょう。
月収18万円「サイゼリヤさえ贅沢」40代・非正規社員「生まれる時代が悪かった」現世に見切り (※写真はイメージです/PIXTA)

世間「サイゼリヤは神」も非正規社員にとっては…

――スタバは贅沢

 

一時、話題になったつぶやき。ドリップコーヒー、ショートサイズで350円。ファストフードで100円でコーヒーを飲めたり、無料券が配られていたり。そんな時期を知っている人にとっては、確かにコーヒー1杯350円は高く感じるかもしれません。

 

――スタバが高いなんて、日本、終わってる

 

一方、「スタバ=高い」という論調に対して、低迷する日本を嘆く声も。さらに、こんなつぶやき。

 

――サイゼリヤでさえ高いけど

 

サイゼリヤといえば、リーズナブルでおいしいイタリアンが楽しめるとして、本場イタリア人も驚く人気ファミリーレストラン。コストパフォーマンスの高さから「サイゼリヤは神」という声であふれていますが、それでさえも「高い」と感じる人がいるようです。

 

「サイゼリヤさえ高い」と投稿したのは「いまだ非正規社員で月収18万円の底辺」と自嘲する40代後半の男性。普段の食事は白米と味噌汁があればいいほうで、コンビニ弁当は高くて買えず、ファミリーレストランは贅沢すぎて何年間は行ったことさえないといいます。

 

厚生労働省『令和4年賃金構造基本統計調査』によると、日本のサラリーマン(正社員、平均年齢43.5歳)の平均月収(所定内給与額)は35.36万円。年収は579万円。さらに40代後半はというと、月収39.59万円、年収は652万円です。一方、非正規社員(平均年齢52.8歳)の平均月収は24.75万円、年収は353万円。同年代と月収15万円、年収で300万円程度の給与差が生じています。

 

さらに40代後半、非正規社員で月収18万円というのは、どれほどの水準なのでしょうか。40代後半・非正規社員の月収の中央値は21.95万円。上位10倍ラインは33.20万円で、下位10倍ラインは16.39万円です。月収18万円となると、40代・非正規社員のなかでは下位20倍の水準です。

 

月収18万円だとすると、独身であれば手取り14万円程度。家賃を払い、水道光熱費や通信費を払い、残った給与で生活をしていく……物価高がいわれているなか、確かに外食はできるだけ控えたいところ。「神」と称される「サイゼリヤ」でさえ、贅沢というのも納得です。