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連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情【第54回】

年に一度開催される「オークランド・ホームショー」の様子

ニュージーランド不動産

年に一度開催される「オークランド・ホームショー」の様子

オークランドでは年に一度、住宅に関する大きな見本市(ホームショー)が開催されます。今回は、ホームショーの活気ある様子と、前回紹介した中古物件改装工事の現況を見ていきます。

最新設備の紹介から、料理教室の開催まで・・・

オークランドでは、年に一度、住宅に関する見本市が開催されます。その年のキッチン用品、内装設備などの新作が出る可能性が大いにありますから、筆者も毎年通っています。

 

そして、ホームショーの目玉は、なんといってもスパでしょう! ニュージーランドでは日本のような深い湯船がありませんので、ほとんどの方がシャワーのみの生活となります。そんな中で唯一、日本のようにお湯に浸かり、体を癒せるのがスパなのです。

 

 

 

平均して2名~4名入れるサイズの物が多いですが、最近では、20mプールのような大型スパも出現。お湯に浸かるだけでなく、健康のために泳いだり、グループでカクテルパーティーをしながらスパを楽しむことができるのです。もちろん、水着を着て入っていますよ!

 

気になるお値段は、20mのプール式で3万5000NZドル(260万円)より。日本では土地が割高であるためプールの設置は難しいですが、ニュージーランドの庭は広いので、一般庶民でも購入可能な金額・環境にあります。最も小さい2名用は、5000NZドル前後(約37万円)で、平均的な4名用は8000NZドル(約60万円)となっています。

 

最近では、テレビまでついているハイテクスパも出現し、スパメーカーが競い合いながらブースを出店しています。

 

また、ニュージーランドの家に欠かせない「オーブン」も、このホームショーの見所です。

 

肉の固まりと、じゃがいも、かぼちゃの角切りを添えて一気にオーブンで焼けば、1時間ほどでニュージーランドの家庭料理が出来上がります。とはいえ、このシンプルな家庭料理にも色々テクニックがあるようで、このホームショーでは料理教室も開催されています。

 

 

家を改装する、新築を建てるという家族は、必ずこのホームショーを訪れ、各業者の情報を仕入れ、パンフレット収集をします。

 

システムキッチンも豊富に取り揃えられており、最新のステンレス製のシャワーや、水道の蛇口なども陳列されています。家を建てる計画がなくても、見ているだけで楽しめる見本市なのです。

 

 

日系企業も負けじと頑張っており、筆者が移住してきた頃よりは出店数も多くなっています。例えば、ガス器具会社R社、冷暖房器具メーカーD社などは、ニュージーランドでも有名になりつつあります。

 

日本で普及しているトイレのウォシュレットについてですが、残念ながら、ニュージーランドの一般家庭ではまだ普及していません。中国、韓国メーカーが一応出店しており、便座シート部分で800NZドルから1500NZドル(約6万円~12万円)の値段となっています。

 

普及しない理由は、おそらく「便座のサイズが小さい」から。巨大な体型をしている方も多いニュージーランド人は、きっと躊躇してしまうのでしょう。しかし、日本で体験したことのある人は、小さくてもあのシャワーが出るのであれば・・・と購入するので、これから徐々に販売数も増えるかもしれません。

都市部からの移住者が増える「テアロハ」のブースも

オークランドから南東へ90分走った温泉の街、テアロハ。連載第52回でも紹介した地でありますが、なんと、このホームショーにテアロハブースが出店されていました。

 

壁の写真が目に留まり、どこかで見た山だなと思っていると、テアロハ・スパタウンと出ているではありませんか! 土地と家をセット販売する地元の不動産販売会社が出店しているようです。

 

そのブースを担当しているセールスマンの人は、いつも我々が商談させてもらっているエージェントとビジネスパートナーでした。写真で顔を見ていましたので、初めて会う感じはしません。記念にツーショットもパチリ。

 

 

筆者は、オークランド以外の良い投資先として、テアロハにターゲットを置きました。酪農都市ですので農家の方が多く住んでいますが、近隣の都市部からリタイア世代の移住者が増えてきているためです。

 

最近ではオークランドの人々も、投資目的として購入し、リタイア後には移住しようと考える方が増えているそうなので、わざわざオークランドまで赴き、販売営業をしているのです。

 

少し前までテアロハの知名度はとても低く、ニュージーランド人でさえ「テアロハってどこ?」と言う方がいたほどですが、こうした地道な宣伝によって、徐々にメジャーになりつつあると感じています。

テアロハで工事中の中古物件、その近況報告

さて、テアロハのお話になりましたので、連載第52回で紹介した改装工事の途中経過を見ていきましょう。基礎工事を行っている時期でしたので、大きな変化が見られない部分もあるのですが、例のスパとバーは一気に壊され、下の写真のような状況になっています。

 

 

バーは解体され、一面の倉庫、またはワークショップへと変身する予定です。

 

 

スパの下はコンクリートで固まっていたので、解体に苦労したそうです。屋根を取り、下の空間は空洞にします。下記の写真左手がバーのある倉庫で、右はガレージとなる予定です。

 

 

担当大工は、「木が腐っているのが沢山あった」「見えない問題点がこんなにあるとは想像がつかなかった」と嘆いていましたが、そこは大工の腕の見せ所としてお任せしましょう。

 

 

いらなくなった木々をリサイクルしたり、ジブボードの残りを一目に付かない部分の補強に回したり・・・ちょっとした工夫で、改装費も節約できるのです。物作りのおもしろさを特に感じる部分と言えるでしょう。本当に完成が楽しみです!

一色 良子

Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長

1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。

1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。

現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表としても活躍中。

著者紹介

連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情

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日時 2016年12月21日(水)
内容

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・NZ不動産取引の仕組みと日本との違い

・購入までのスケジュール、諸費用等について

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会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場

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