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連載未公開のプラチナ物件が狙える「任意売却物件」投資の魅力【第12回】

リートや株式投資との比較で見る「不動産投資」のリスク

任意売却物件J-REIT

リートや株式投資との比較で見る「不動産投資」のリスク

今回は、リートや株式投資との比較で見る「不動産投資」のメリットを説明します。※本連載は、株式会社フィナンシャルアドバイザーズ代表取締役社長・泉水京氏の著書、『不動産投資は“未公開の"「任意売却物件」を狙いなさい!』(かんき出版)の中から一部を抜粋し、普通の不動産投資とは違う、未公開のプラチナ物件を狙う「任意売却物件投資」とは何かを説明します。

空室、ローン破綻など様々なリスクを抱える不動産投資

不動産投資はしばしば〝ミドルリスク・ミドルリターン型〟の投資と言われています。これは安全な銀行預金や国債などに比べ、投資によるリスクとリターンがともに高く、逆に株式や社債などに比べリスクとリターンが比較的ともに低いと言われているからです。

 

そこで、不動産投資にはどのようなリスクがあるか確認しておきましょう。代表的なリスク要因としては、経済情勢の変化に伴う不動産需要の減少と不動産価格の下落、賃貸需要の減退による賃料下落、長期にわたる空室などです。

 

予定していた収入が見込めないと、不動産を取得するときに借りていた融資の返済ができなくなり、最悪の場合〝ローン破綻〟に陥ります。稀に、大地震による建物の倒壊や、火災のリスクも考えられますが、基本的には建物を失っても土地があれば、価値が〝ゼロ〟になるということはまずありません。

 

一方、リートは、証券取引所が認めた一定の信用力のある会社しか売買ができませんが、会社である以上倒産することもあり、そのときは場合によっては証券の価値そのものがゼロになる可能性はあります。

 

また、任意売却物件をはじめ投資物件には、大きくマンションやアパートなどの住居に供される「居住用」と、オフィスや店舗などに供される「事業用」のふたつがあります。

 

一般に、居住用は事業用に比べて賃料は安くても安定していて、物件や投資手法によっても違いますが、概ねリスクとリターンともに低いと言われています。

リート、株式投資共に「元本の保証」はない

投資の代表格である株式投資と、リートについて、それぞれの主なメリットとリスクを比較してみましょう。

 

<株式投資>

 

株式投資のメリットは、なんといっても少ない資金から始められることです。従来の株式市場の売買には100株と1000株単位の取引が混在していましたが、2018年10月1日から100株単位に統一されることが決まっています。売買単位の混乱を解消できると同時に、少額でも売買の選択肢がより一層広がります。

 

また、NISA(少額投資非課税制度)によって、年間100万円までの投資なら非課税になる優遇策もあります。このほか、株主優待などの〝おまけ〟がありますし、思ったときにいつでも売買することができる安心感もあります。

 

一方、株式投資のリスクにはまず、銘柄によって安定性や収益がまちまちなため、どの銘柄を選ぶかが難しいことあげられます。

 

これは株式のプロであっても確実に予想することは難しく、購入する銘柄によっては大きく損失を出すリスクがあります。株式投資は大きく儲かることもありますが、大きく損をすることもある〝ハイリスク・ハイリターン〟の変動リスクの高い投資と言えます。

 

さらに、最大のリスクは投資先銘柄の倒産です。購入した株式の会社が倒産してしまうと、株券はただの紙くずになります。

 

<リート>

 

次はリートのメリットとリスクを見てみましょう。リートのメリットはなんといっても少額から始められることです。株式だと最低でも数万円から数十万円用意する必要がありますが、リートなら1万円からでも始められます。

 

また、少額でも色々な資産や銘柄に分散して投資することもできるのも特長です。そのうえ、リートに投資してしまえば、完全にお任せでプロに運用を委ねておくことができます。株式のように日々の相場を気にせずに、楽に安心して投資を続けることができます。

 

一方、リートの最大のリスクは、株式投資と同様に元本が保証されていないことです。現物がないので、万一のときは投下した資金が帰ってきません。また、お任せにするぶん、どの程度の収益が得られるかが、なかなか予想できない面があります。

 

さらに、「販売申込手数料」や「信託報酬」といった手数料がかかることもリスクのひとつにあげられると思います。

泉水 京

株式会社フィナンシャルアドバイザーズ 代表取締役社長

昭和51年生まれ、千葉県千葉市出身。日本大学法学部卒業。平成11年、投資不動産会社へ入社(現ジャスダック上場)、同18年「株式会社フィナンシャルアドバイザーズ」を設立後、リーマンショックに襲われる。米国サブプライムローンを発端に日本国内でも投資マンションローンの不良債権が顕在化、不動産投資はあくまで立地と購入価格次第と確信する。
平成28年7月現在、11期目を迎える不動産会社として顧客の信頼を得てセミナーや紹介営業中心に業務展開。紹介物件は、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡、そして米国ロサンゼルス・NZオークランド。 「不動産を通じてより良い人生」をモットーにしている。

著者紹介

連載未公開のプラチナ物件が狙える「任意売却物件」投資の魅力

不動産投資は“未公開の"「任意売却物件」を狙いなさい!

不動産投資は“未公開の"「任意売却物件」を狙いなさい!

泉水 京

かんき出版

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