資産運用 株式投資
連載ドカンと上がる銘柄がわかる!チャートの見極め方【第2回】

「暴騰銘柄の急落後の反発狙い」を成功させる方法

暴騰銘柄半値戻し

「暴騰銘柄の急落後の反発狙い」を成功させる方法

今回は、チャート分析の3つの「必勝パターン」のうち、前回に引き続き「暴騰銘柄の急落後の反発狙い」について詳しく見ていきましょう。

お宝銘柄なら一定条件で保有を続ける手も

半値戻しをした銘柄が、半値で終わらず、以前の下げ幅を回復する(全値戻し)することもあります。例えば、400円から300円まで下がっていたのが、全値戻しで再び400円まで戻り、さらに400円以上に上昇していくようなとき、これは「大相場」の予兆である可能性があります。つまり、その銘柄がそれまで経験したことがない水準まで、株価が上昇していくということです。

 

その場合、株価は当初の5倍や10倍以上にも膨れ上がる可能性があるため、超お宝銘柄に変身します。こうなると、難しいのは売りどきです。筆者は通常、買値から8〜10%上昇したらコツコツと利益確定することをお勧めしていますが、お宝銘柄の場合はそれだと少しもったいないかもしれません。

 

そこで、変化球ではありますが、「前日の安値を終値で下回るまでは、持続し続ける」というやり方もよいと思います。強い上昇トレンドに乗っている銘柄は、前日の安値を終値ではなかなか下回りません。従って、そのスタンスだと、利益を大きく伸ばすことができます。もちろん、勢いよく急騰した銘柄は、急落の勢いも激しくなりがちなので、前日安値を終値で下回ったら翌日の朝に即売りです。

「半値押し」を見つけたら段階的に買う

多くの人がやりがちなのが、半値押しから反発し、急激に戻している最中に買ってしまうことです。間に合えばよいのですが、それではタイミングが遅すぎて、絶好のチャンスを逃してしまうことも多いものです。

 

ベストは、やはり暴騰からの急落で、半値押ししたことを見極めたところで買うことです。

 

ただ、みんながガンガン売っているときに買うのは怖いものでしょう。怖くなったときに思い出していただきたいのが、大きく儲けている人は、人と同じことばかりしているわけではないということです。有名な相場格言に、「人の行く裏に道あり花の山」というのがありますが、この言葉も、「ときには人と違うことをしたほうが儲かる」ということを示唆しています。

 

弊社の会員の方の多くも、リーマン・ショックや東日本大震災の直後「もう日本株はダメかもしれない」とみんなが思ったところで大きく買って、大きく利益を伸ばすことができました。

 

例えば、3・11以降に東京電力が叩き売りされましたが、もし潰れなければ、同社の株価がいずれ暴騰することは、火を見るよりも明らかです。でも、「もしかしたら、本当に潰れるんじゃ……」という恐怖が相場を支配していたからこそ、東京電力の株価はガンガン下がりました。何しろ、それ以前は2000円前後だった株価が、瞬く間に3ケタ台になり、100円台にまで落ち込んだのですから、すごい勢いです。


みんなが恐怖に震えていたとき、筆者は100円台の東京電力株を買い推奨しました。ここで怖がらずに買った方は、大きく儲かったと思います(2011年7月22日には643円の株価を記録しました)。

 

このように、みんながダメだと思ったところでうまく買ったとき、利益は大きく跳ね上がります。従って、暴騰後の半値押し場面で買うときは、下がっているときに買うのでとても勇気が必要ですが、このようなタイミングを見つけたら、すかさず狙っていくべきなのです。

 

しかし、半値押しよりも下がることもよくあるので、そこが一番怖いところです。半値押しよりもう一段下がるか、あるいは半値押しする前に反発するか―といった部分は、「そもそもその銘柄がなぜ暴騰していたのか?」というところで決まってきます。

 

例えば、業績が最悪なのに過去に何度も乱高下しているような銘柄は、半値押しよりもさらに大きく下がることがよくあります。業績が絶好調で値上がりした銘柄は、ちょっと利益確定の売りが立てこんでも、早めに回復してまた上がる可能性が高いでしょう。

 

このように、株価の動きを決める要素を「材料」といいますが、材料次第で反発のタイミングは変わります。そのため、できれば一度に資金を突っ込まず、とりあえず3分の1だけ使って買い、もう一段下がったところでもう3分の1指値買い注文を入れておく。そしてさらにもう一段下がったところで3分の1買いを入れておく形をお勧めします。例えば半値押しが200円とすれば、200円、195円、190円と分けて買い注文を入れておきます。

本連載は、2014年7月25日刊行の書籍『明日ドカンと上がる株の見つけ方』から抜粋したものです。

本連載は、一般的な株式分析の手法などを紹介することを目的に発行しています。投資を促したり、筆者が運営する投資顧問サービス「マエストロの株式ボナセーラ」に勧誘することを目的としたものではございません。また、投資にはリスクがあります。投資はリスクを十分に考慮し、読者の判断で行ってください。なお、「マエストロの株式ボナセーラ」の業務、手数料、およびリスクなどに関しましては、ホームページに掲載の契約締結前交付書面を十分にお読みください。

熊谷 亮

株式会社クマガイサポート 代表取締役

1992年に株式投資を始め、短期売買で儲けるテクニカル分析をマスター。「あせらない」「欲をかかない」「確実に」をモットーに大きな成果を収める。現在は「マエストロの株式ボナセーラ」の運営者として、短期上昇が期待される値動きのよい銘柄を会員向けに提案。目標株価とロスカット株価を明記した提案に加え、日々フォローを行う姿勢は親切で丁寧。テクニカル分析を重視し、圧倒的に高い的中率から人気を博す。2012年のYahoo! ファイナンスの株価予想で19連勝を達成、初代年間MVPに輝き、翌年の2013年も2年連続でMVPを受賞。2014年もYahoo! ファイナンスで勝率&連勝1位を達成。前人未到の76連勝の記録を打ち立てた。

著者紹介

連載ドカンと上がる銘柄がわかる!チャートの見極め方

明日ドカンと上がる株の見つけ方

明日ドカンと上がる株の見つけ方

熊谷 亮

幻冬舎メディアコンサルティング

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