その他 健康
連載健康寿命を10年延ばすための「食事と生活習慣」【第4回】

免疫力を落とす「好きなものだけを食べる」生活

生活習慣病肥満予防

免疫力を落とす「好きなものだけを食べる」生活

前回は、外食では「どんぶりもの」よりも「定食」を選ぶべき理由を説明しました。今回は、「好きなものだけを食べる」生活の問題点を見ていきます。

ビュッフェでも「定食やコース料理」をイメージ

好きなものばかり口にする、という食生活も免疫力を落とします。

 

理由はどんぶりものと同じで、栄養が偏るために、消化に必要な酵素の分泌のバランスも乱れやすくなるからです。

 

例えばビュッフェスタイルの店で、好物だからと特定の料理しかとらない、という人はいないでしょうか。自分の思うように食べることができるビュッフェでも、スープ、サラダ、メインのおかず、副菜……といったように、定食やコース料理をイメージしながらまんべんなくチョイスしたいものです。

「○○だけ」の食事制限も代謝バランスを崩す!?

ダイエットでも、果物だけ、卵だけ、といった、何かだけを食べ続けてほかは制限
する方法が、手を替え品を替えはやる傾向にありますが、私はおすすめできません。

 

摂取エネルギーの総量は抑えられるかもしれませんが、結局、消化酵素の分泌をはじ
めとした体内の代謝バランスを崩すもとになり、免疫力も落としてしまうからです。

 

免疫力の低下は、生活習慣病の要因になりえます。体重が落ちても、血糖値や血圧
などに悪影響を及ぼし、結局、リバウンドしてしまうケースが多いと考えられます。

本連載は、2016年2月27日刊行の書籍『健康寿命を10年延ばす 免疫力の高め方』から抜粋したものです。記載内容は予防医学の観点からの見解、研究の報告であり、治療法などの効能効果や安全性を保証するものではございません。

小田 治範

医療法人社団明医会小田クリニック 院長

医療法人社団明医進会小田クリニック院長。昭和29年、戦時中に中国に渡った両親のもとに生まれ、父は小児科医、母は薬剤師という環境で育つ。東京の同仁病院副院長を務めた後、平成9年に医療法人社団医進会を設立して理事長に就任。かねてより研究してきた、がんの免疫治療を国内でいち早く臨床に応用するほか、独自に細胞培地を開発しNKM免疫療法を確立した。現在は、がんの超早期発見を掲げ、NKM免疫療法を中心に予防医療を実践。再生医療分野である幹細胞の基礎研究と臨床応用にも取り組んでいる。

著者紹介

連載健康寿命を10年延ばすための「食事と生活習慣」

健康寿命を10年延ばす免疫力の高め方

健康寿命を10年延ばす免疫力の高め方

小田 治範

幻冬舎メディアコンサルティング

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