目標額を貯金するための「モチベーション」の保ち方

前回は、貯金をしていることを「周囲に宣言する」メリットを紹介しました。今回は、目標額を貯金するための「モチベーション」の保ち方について見ていきます。

「励ましのひと言」をくれる人はいるか?

心理学者のシャド・ヘルムステッターによると、人間は生まれてから20歳までの間に、平均して14万8000回否定的な語を聞かされるといわれています。

 

一方で、褒められるのは数百回、多い人で数千回だそうです。そうすると、好ましくない習慣が身についてしまいます。なにかにつけて「自分はできない」と思い込んでしまうのです。

 

そうしたときに欠かせないのはモチベーションを上げるための励ましのひと言です。これまでの人生で「勉強ができない」といえば先生が励ましてくれて、「仕事が終わらない」といえば上司がひと言をかけてくれたという経験がある人は多いでしょう。富女子になるためにも、モチベーションアップは欠かせません。

モチベーション維持に役立つ「カマス理論」

ここからは、実際に1000万円を貯めた富女子たちのモチベーションを上げるのに効果的だった話を紹介しましょう。

 

まずは「カマス理論」の話です。カマスという魚は非常に攻撃性が強く、近くにエサとなる小魚を入れておくと、すぐに襲って食べてしまいます。そこであるとき、カマスの攻撃を防ぐために、水槽を透明のアクリル板で二つに仕切り、エサの小魚と分けました。すると、カマスは何度エサを取りに行っても、アクリル板にぶつかって跳ね返されてしまうので、やがて攻撃をあきらめるようになりました。

 

そうなってしまうと、今度は、アクリル板をはずしても小魚を襲わなくなります。襲いに行っても、「食べられっこない」とあきらめてしまうからです。

 

は、彼らに小魚を食べさせるにはどうしたらいいか。口を開いて無理に入れるわけにはいきません。実は、この水槽に新しいカマスを加えるのです。すると、新入りのカマスはすぐに小魚を襲い始めます。それを見た元からいるカマスたちは、「なんだ、食べられるんだ」とばかりに再び小魚を食べるようになるのです。

 

次回に続きます。

本連載は、2015年3月24日刊行の書籍『富女子宣言 20代女子が5年で1000万円貯める方法』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

株式会社ワイズアカデミー 代表取締役社長

金融、投資コンサルタント。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。株式会社ワイズアカデミー代表取締役社長。大学卒業後、日本生命に入社。若くして部長職に就任し、さまざまな投資を経験。独立後、20代女性を中心にした「投資会」を立ち上げ、現在も「20代女性が5年で1000万円を貯める」をテーマに講演会を開催し、その他、クレジット会社、不動産会社、エステ、レストランなど多角的に事業を展開している。

著者紹介

連載5年で1000万円貯金――「富女子」になるための貯蓄術

富女子宣言

富女子宣言

永田 雄三

幻冬舎メディアコンサルティング

かつて女性は結婚をして専業主婦になれば、「貧困」と呼べる状況に陥ることはまずありませんでした。 しかし、時代は変わりました。男性に頼らずに自分でお金を貯め、運用し、資産を築くための知識・ノウハウが、いま女性に求…

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