前回は、1000万円貯金では、まず450万円を目指すべき理由を説明しました。今回は、貯金していることを「周囲に宣言する」メリットを見ていきます。

言葉にすれば目標達成に向けて「加速」する!?

1000万円貯金を始めたら、そのことを親や周囲の人に話してみましょう。

 

すると、後述する「加速の法則」が働き、協力者が現れたり、思わぬ臨時収入が入ってきたりします。

 

「お母さんのへそくりがあるから協力するわ」とカンパしてくれたり、予想をしなかったアルバイトの仕事が舞い込んだりして、お金がおもしろいように貯まってくるのです。

5年もかからず1000万円貯めたEさんの事例

セミナー受講生のEさんが最初に提示した計画表は、月5万円の貯金で約7年かけて1000万円を達成する、というものでした。

 

しかし私は「まじめにやっていると、この通りにはならないよ」と彼女に言いました。そして、こう続けました。「必ずもっと短い期間で達成できるから」と。

 

実際、彼女は途中で何回か貯金計画表を前倒しのスケジュールに書き換えました。前倒しのスケジュールで貯金することができるようになってくると、お金に対するプラスイメージがドンドン上がるので、貯金の額をさらに増やすことができます。

 

その域に達すると、周囲が「5年で1000万円なんて貯金できるわけがない」と言っても、「私はできる」と思えるようになるのです。最終的に、彼女は5年もかからないうちに1000万円に手が届いたのです。

 

【図表 貯金計画表の例(Eさんの場合)】

本連載は、2015年3月24日刊行の書籍『富女子宣言 20代女子が5年で1000万円貯める方法』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

富女子宣言

富女子宣言

永田 雄三

幻冬舎メディアコンサルティング

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