株式投資の「ファンダメンタルズ分析」「テクニカル分析」とは?

本連載は、オフィスミックスナッツ代表で現代ビジネス兵法研究会のメンバーでもある安恒理氏の著書、『図解 知識ゼロからはじめる株の入門書』(ソシム)の中から一部を抜粋し、初心者にもわかりやすい「利益を出せる株」の見分け方をご紹介します。

株価に影響を与える最大の要因は「企業の業績」

株で利益を得るには、まず①配当がきちんと支払われているか②将来値上がりしそうか、の2点を見極めます。値上がりしそうな銘柄は、将来にかけて業績が上がり続けるかどうかをチェックして選び出せます。

 

業績がいい銘柄であれば、配当や株主優待にも期待が持たれるため、その企業の株を欲しがる投資家は増え、需要が高まります。その結果、株価は上昇しやすくなります。

「経済的要因」「需給」から株価を分析する方法も

さらに、株式市場やその企業の業種をとりまく経済状況も株価を大きく左右します。目をつけた企業の業績が今後よくなるとしても、景気全体が悪く、株式市場が低迷していれば、株価はさえない動きになってしまいます。

 

また、業種に限っても、現在はまだ脚光は浴びていなくても、近い将来、高需要が見込まれる分野なら株価の上昇は期待できます。将来を見込んで株価が上昇するケースは珍しくありません。

 

このような、株価を動かす経済的な要因で値動きを予測する手法を「ファンダメンタルズ分析」といいます。

 

これに対し、「株価は需給で動く」という考え方のもと、株価の動きを予測する手法が「テクニカル分析」です。これは過去の値動きや出来高(取引された株数)などから市場心理を読み取る手法ですが、このテクニカル分析に使うツールがチャートです。主にチャートを使って分析するテクニカル分析については本書『図解 知識ゼロからはじめる株の入門書』第5章で解説します。

 

【図表 株価が上げ下げする原因は?】

 

【ひとくちMEMO】

ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析のどちらかを重要視するかは投資家のスタイルによって異なります。また、スキャルピングなど短期売買には、ファンダメンタルズ分析はあまり意味をなしません。

 

本連載は、2016年7月21日刊行の書籍『図解 知識ゼロからはじめる株の入門書』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。投資はご自分の判断で行ってください。本書を利用したことによるいかなる損害などについても、著者および幻冬舎グループはその責を負いません。

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連載知識ゼロからはじめる「利益を出せる株」の見分け方

オフィスミックスナッツ代表
現代ビジネス兵法研究会 

1959年、福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部国文学科卒業。出版社に勤務。月刊誌の編集に携わった後、ライターとして独立。マネー誌への執筆を中心に、投資、ビジネス、歴史、スポーツ、サブカルチャーなど幅広い分野で執筆活動を行う。主な著書に『いちばんカンタン!株の超入門書』、『いちばんカンタン!FXの超入門書』(高橋書店)、『図でわかる株のチャート入門』(フォレスト出版)、『「孫子兵法」のことがマンガで3時間でマスターできる本』(共著、明日香出版社)ほか多数。

著者紹介

図解 知識ゼロからはじめる 株の入門書

図解 知識ゼロからはじめる 株の入門書

安恒 理

ソシム株式会社

豊富な図解でわかりやすい! チャートの読み方や売買のしくみを、大きな図解でわかりやすく解説しています。 株の関連用語や金融用語の解説が充実! 株の用語から、知っておくと理解が深まる格言まで、投資情報を読み取るのに…

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