フィリピンでプレビルド物件を購入する際の「申し込み」手続き

前回は、フィリピンで「プレビルド」物件を購入する際の流れのうち、物件選びについて説明しました。今回は、申し込み手続きについて見ていきます。

5000万円以上の購入では厳正な身分確認が求められる

前回からの続きです。

 

申し込み

物件を決めたら、購入希望者はまず身分証明書、予約申込書、資産や収入を示す書類な
どをデベロッパーに提出します。特に問題がなければ支払いスケジュールの段取りや、頭
金などの支払いの手配を行います。支払い方法については後述します。

 

 

予約申込書というのは、正式名称を「不動産売買予約契約書」といいます。注意点としては、予約した後キャンセルをした場合、予約金の返金はありません。また、フィリピンでは販売業者によって購入時の審査があります。

 

日本人ブランドは多少ありますが、5000万円以上の高級物件になると日本人だとしても給与明細や、銀行口座3カ月月分の履歴、後は「Proof of Address」といって、身元を確かめるために現住所の確認(公共料金の支払明細書など)が必要です。

 

これは現金買いでも同じです。600万~ 3000万円程度の比較的リーズナブルな価格帯では、このような審査はありません。契約が決まったところで1カ月以内に予約金(10%以上)を払います。

フィリピンでの支払いは振込みではなく小切手が主流

おおよそ物件価格の10%からですが、デベロッパーによっては「予約金が30 %必要」といった形で変わります。予約金を払う前に、どのような支払いスケジュールなのかを決めます。お金がすぐに用意できれば予約金と頭金は同時でも大丈夫です。

 

■申し込みに必要なもの
・身分証明書(パスポート)
・運転免許証(国際免許証 ※渡比予定がなければ日本の免許証)
・予約申込書(Reservation Form)
・個人情報記入書(Buyer Information Sheet)
・予約金
・(あれば)ACRカード(外国人登録証)

 

銀行口座開設

申し込みをしたら、現地の銀行に口座の開設をします。フィリピンでの支払いは振り込
みではなくて小切手が主流となります。そのための銀行口座です。申し込み方法にもよりますが、予約申し込みを行って、1カ月後には支払いがスタートします。

 

 

口座開設をしたら支払いのための小切手を先に用意しておくのが効率的です。そのためにも、口座開設は予約申し込みと同時期に行うのがよいでしょう。

 

■銀行開設に必要なもの
・身分証明書(パスポートあるいは国際免許証)
・2・5センチ×2・5センチの証明写真
・場合によっては口座開設の理由を記載した書類(デベロッパーからのレター等)
・現金(最低1万ペソ ※小切手の場合は最低金額が異なる)

本連載は、2016年2月27日刊行の書籍『億万長者になりたければ、フィリピン不動産を買いなさい』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

株式会社ハロハロホーム Founder

1979年、愛知県生まれ。大原簿記専門学校卒業後、アパレル会社での勤務をへて、2000年、同業種で独立。同年自社ブランドを立ち上げ、卸、直営店舗を展開。その後、海外生産拠点を背景にOEM事業を開始。2005年にフィリピンに行き、1人のタクシードライバーに人生の生き方を考えさせられ、同地にて為替&アテンドビジネスをはじめ、もともとの事業を売却。その後、2007年にコンサル会社、2009年にPR会社を設立。2010年にフィリピンでオフショアのシステム会社を経営するO氏と出会い、同年Hallohallo incの立上げに従事する。

2014年にHallohallo Home incを立ち上げ、Hallohallo Assets、System、Travel、WebTV、Design、Builder、Exercise、Life、School、Maintenance、Architect、Salon、Clinic、Spaやストリートチルドレン復学プログラム等、多くの新規事業をアライアンス事業として立ち上げる。

著者紹介

ハロハロホーム マニラ本社 Director

ハロハロホームは、フィリピンのメトロマニラ首都圏のビジネス中心地マカティ市に本社を構え、フィリピン不動産投資や、フィリピンの土地販売を手がける企業。賃貸仲介サイトの運営、不動産管理、メンテナンス、内装、転売のサポートなど、購入・管理・売却まですべて対応できる強みを持つ。

著者紹介

連載「フィリピン不動産投資」が資産形成に最適な5つの理由

億万長者になりたければ、 フィリピン不動産を買いなさい

億万長者になりたければ、 フィリピン不動産を買いなさい

鈴木 廣政・渡辺 頼子

幻冬舎メディアコンサルティング

止まらない人口減少、オリンピック相場の反落、不動産市場の縮小――国内不動産暴落のXデーは、刻一刻と近付いています。これを裏付けるように、事実、家賃下落や空室率上昇などの問題は年々深刻化しているのです。そんな中で…

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