前回は、デザイナーズマンションを建てた際に発生するリスクについて説明しました。今回は、デザイナーズマンションオーナーの特徴を見ていきます。

富裕層よりも、若いサラリーマン層のオーナーが多い

デザイナーズマンションは魅力ある投資対象ですが、実際に購入しているのはどのような人達なのでしょうか。筆者の会社であるヴェリタス・インベストメントの物件を購入した方のデータがあるので、ご紹介しましょう。

 

年齢は30代がもっとも多く、次が40代。全体の75%を30代、40代で占めています。マンション投資というと「定年でリタイアした人がするもの」というイメージがあるかもしれませんが、実際は40代以下の方がほとんどです。20代の方も20%おり、若い層がデザイナーズマンションに投資しているのがおわかりになると思います。

 

年収では、600万円以上900万円未満の方が全体の65%を占めています。そして、500万円以上600万円未満の方が8%います。一方、2000万円以上の方は5%。いわゆる富裕層の方は少数で、職業別に見ても企業に勤める普通のビジネスマンの方々がデザイナーズマンションに投資しています。

関東地方以外に住んでいても、東京の物件へ投資できる

投資している方の居住地域では、関東地方が68%と多くなっています。これはヴェリタス・インベストメントの物件が東京に集中していることが大きな要因だと思われます。

 

しかし、東京の物件に投資するのに、東京近辺に住んでいる必要はありません。物件を自分の目で確かめる時間が取れれば、マンション投資はどこに住んでいても可能です。関東地方以外の方も30%以上いらっしゃるのが、それを証明していると思います。

 

[図表]デザイナーズマンションオーナーの属性

本連載は、2010年9月24日刊行の書籍『デザイナーズマンション+3つの条件で成功する不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

デザイナーズマンション +3つの条件で 成功する不動産投資

デザイナーズマンション +3つの条件で 成功する不動産投資

川田 秀樹

幻冬舎メディアコンサルティング

将来の年金不安を解消するため、不動産投資による資産運用に注目が集まっています。 本書は株や定期預金、国債などのあらゆる資産運用のなかで、不動産投資がいかに有効かをリスクとリターンの観点から、初心者にもわかりやす…

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