前回は、マンション建設時における、自主的な「土壌調査」の重要性を説明しました。今回は、好立地にデザイナーズマンションを建てることで得られるメリットを見ていきます。

好立地の物件はやはり資産価値が下がりにくい

多くのデザイナーズマンションでは、壁や床、天井などに通常のワンルームマンションでは使われない高級素材を使っています。また、キッチン、洗面化粧台やバスルームなどの什器も選ばれたものを使用しています。建物、部屋のデザインも含めて、長期間経っても魅力を保つように設計されています。

 

そして、好立地にあるワンルームマンションに対するニーズは、今後も増えることが予想されます。

 

築年数が経っても、ニーズは今後も減らない。そして、多くの付加価値がある。こうした物件は、資産価値が減りにくい特徴があります。これは投資をする上で、大きなメリットになります。

年数が経っても魅力を保つため、安定運用が可能

投資用マンションの資産価値は、家賃と売却価格の2つに表れます。そして、どんなマンションでも年を経るにつれて資産価値は下がっていきます。

 

しかし、立地が良い物件は、資産価値が下がりにくいのです。そして、年月を経ても魅力を保つデザイナーズマンションは、他のマンションよりも家賃が下がりにくくなります。

 

家賃が下がると収支に直接、影響が出ます。10万円だった家賃を9万円に下げざるを得なくなった場合、家賃を10万円で据え置けたときより単純計算で年に12万円、10年で120万円の損失になります。

 

また、マンション投資は長期保有が基本ですが、もしマンションを売却するときも、資産価値が下がりにくい=売却価格が下がりにくい物件が有利。立地が悪い、劣化しやすいなどで資産価値が大きく下がっては、安定的な運用は望めません。

 

投資用マンションを買うときには、そのときの価値だけでなく、将来の資産価値を考慮して物件を選ぶことが大切です。

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    本連載は、2010年9月24日刊行の書籍『デザイナーズマンション+3つの条件で成功する不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

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    川田 秀樹

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