日本における「小型風力発電」の将来展望とは?

前回は、風力発電投資で発生する可能性がある「周辺住民」とのトラブルの実例と、その対策を説明しました。今回は、日本における「小型風力発電」の数はこれから増えるのかどうかを見ていきます。

太陽光発電から風力発電に乗り換える動きが出ている!?

太陽光発電の土地付き分譲物件については、「メガ発」と「タイナビ」が二大紹介サイトです。不動産物件でいえば「アットホーム」「ホームズ」にあたり、販売する側からすれば集客能力が非常に高い手段となります。筆者の会社もここに掲載してから売れるようになりました。

 

ところが2016年に入ってから、太陽光発電の物件はガタンと売れ行きが落ちているとこれらのサイトの関係者から聞きました。筆者自身もそういう実感があります。こうした紹介サイトでは、太陽光発電だけでなく、風力発電の情報を掲載するページを作る動きが出始めています。

小型風力発電の数は右肩上がりに伸びている

日本の小型風力発電は、まだ件数が少なく未開拓の分野です。固定価格買取制度が始まってからも、しはらく導入件数はゼロでした。しかし2015年から導入件数、容量ともに急増しています。

 

設備認定を受けた数は2015年9月に累積258件、認定容量は約3700kWです。同じ時期の導入実績の累計は26件、200kWですから、設備認定を受けてこれから工事が進み、稼働始める小型風力発電所がかなり増えるのではと予想されます(下記図表1、2参照)。

 

[図表1]小型風力発電システムの導入件数・容量(出力20キロワット未満2015年10月時点)

 

[図表2]小型風力発電システムの設備認定件数・容量(出力20キロワット未満2015年10月時点)

 

小型風力発電は、比較的手軽にスタートできる投資です。発電規模は大きくないので、電気を作った近くの場所で使われて送電ロスもありません。農業でいえば地産地消、自給自足の電力といえるでしょう。

本連載は、2016年4月28日刊行の書籍『安全・確実・高利回り!100万円から始める風力発電投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。投資はご自分の判断で行ってください。本書を利用したことによるいかなる損害についても、著者および幻冬舎グループはその責を負いません。

株式会社ライズデザインファクトリー 代表取締役

1971年、岩手県生まれ。不動産会社に入社し、分譲マンションの企画・販売に携わった後、2014年、株式会社ライズデザインファクトリーを設立。投資用太陽光発電事業で急成長を遂げ、日本初の分譲型小型風力発電投資商品を開発する。

著者紹介

連載100万円から始める「風力発電投資」

安全・確実・高利回り!  100万円から始める風力発電投資

安全・確実・高利回り! 100万円から始める風力発電投資

渡利 直樹

幻冬舎メディアコンサルティング

「風が吹けば“個人投資家”が儲かる」とは、たとえ話ではなく実際に起きていることです。昨今、従来よりはるかに低いリスクで高いリターンを得られる投資先として「再生可能エネルギー」が期待されています。太陽光発電、風力…

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