米国人は日本人以上に不動産が好き!?

この連載では、なぜ米国不動産投資が「本命」といえるのか、その理由を一つひとつ見ていきます。今回は、米国不動産が基本的に右肩上がりの成長を続けてきた理由を考えてみましょう。

回復傾向をたどる米国の不動産市況

米国では2016年に大統領選挙が行われ、もし共和党が政権に就けば、もろもろの規制緩和により、不動産市況はさらに良くなっていくと思われます。

 

ここ数年、日本では海外不動産に投資する人が増えています。リスクのある新興国と比べ、アメリカは成熟した先進国でありながら、非常に高い経済成長率を維持している地域がたくさんあり、投資できる成長性を備えています。不動産取引のシステムも情報開示は明確で透明性が高く、日本と比較しても優れています。

 

[PR]東京・福岡で開催!

無料セミナー『大本命 テキサス不動産投資』

 

かつて日本の不動産市場は、不動産神話といって、「土地は絶対に値上がりする」と信じられていました。しかし、90年代に入ってバブル経済が崩壊すると、日本の地価はとどまるところを知らないかのような下げトレンドに入っていきました。銀行は、土地さえあればいくらでも融資をするということで、土地を担保に巨額の融資を行ったものの、その融資が焦げ付いただけでなく、担保として押さえていたはずの土地の評価額がどんどん下がったため、担保を売却しても焦げ付いた融資を回収できなくなり、不良債権問題が拡大していきました。この過程で、さらに日本の地価は下落していったのです。

 

こうして日本の不動産神話はあっけなく崩壊しました。一方、リーマンショックなどの際には一時的に下落したものの40年以上もの長期にわたって、不動産価格が上昇し続けている国があります。それが米国です。

米国で家を持てば年平均で4%の値上がり

どのくらい上昇しているのかというと、年平均にして4%ずつ値上がりしています。だから、米国の人は不動産の購入に積極的です。夫婦で一生懸命に働いて家を持てば、1年で4%の値上がりですから、4年も経つと約16 %も値上がりすることになります。

 

したがって、その時点で保有物件を売却し、他のさらによい物件に住み替えることもできますし、あるいはリファイナンスといって、新しいローンを組んで、今、払っているローンを完済する借り換えを行えば、そこで値上がり益を実現できるので、その実現益でクレジットカードや車などの他のローンの返済も行うことができます。実はこれが、米国の個人消費が旺盛である理由のひとつです。

 

それとともに、とにかく一時期、夫婦で一生懸命に働いて家を持てば、それで一生安泰だという気持ちも強く持っています。その点では、日本人以上に米国人は不動産が好きともいえるでしょう。

 

確かに、2007年に起こったサブプライムショックによって、米国における不動産神話もついえたかに見えました。しかし、シェール革命によって米国経済が息を吹き返しているため、徐々にではありますが、米国の人々の間には再び不動産への信頼が回復しつつあります。

懲りない米国人のポジティブ思考

「サブプライムショックを経験したのに、なぜ米国人は懲りないのか」という声が、日本人の間から聞こえてきそうです。それはそうでしょう。あれだけ痛い目に遭ったのにもかかわらず、再び不動産を信頼し始めているのですから。しかし、これは日本人と米国人の、借金に対する考え方の違いといってもよいでしょう。

 

日本人の場合、住宅ローンを絶対に完済しようとします。だから、失業したりして返済が滞ることになると、もう大変です。なかには保険金で支払おうとして自殺まで考える人も出てきます。ある意味、日本人の家を買うという行為には、どこか悲壮感のようなものが漂っています。

 

これに対して米国人の場合、家を買うのはもっと気軽な行為です。「だからサブプライムショックが起こったんだ」という意見もあるとは思いますが、日本人のように「一生で最も大きな買い物」というイメージは、ほとんどありません。

 

もちろん、住宅ローンの返済に窮する人もいます。それでも、日本人のような悲壮感はありません。返せない場合は、バンクラプシー・コートといって、倒産裁判所に行きます。

 

日本人からすれば、そんなところに行くのは本当に嫌なことだと思います。住宅ローンが返済できず、自己破産申請をするとなれば、自分のプライドも許さないでしょうし、恥ずかしいし、他の人に迷惑をかけてしまうという自責の念に駆られることでしょう。

 

しかし、米国人はあっさりしたもので、即、倒産裁判所で自己破産の手続きを取ります。しかも、意外なのが倒産裁判所の裁判官がはじめにいう言葉です。本来、自己破産申請を行ったりしたら、裁判官から「どうして無理な住宅ローンを組んだのか」、「反省しなさい」などと説教されると思うでしょう。

 

ところが、倒産裁判所の裁判官は、まず「コングラチュレーション!」というのです。破産した人に対して「おめでとう!」というのです。日本人からしたら、「ふざけるな‼」となるところでしょう。

 

そうではないのです。自己破産してしまえば、その時点で借金は棒引きされます。もちろん財産が多少なりとも残っていたら、住宅ローンの一部返済に充てられますが、返せない残りの借金は返済する必要がなくなります。つまり、「これであなたは新しい人生を再スタートできますよ」という意味が込められているのです。

 

[PR]東京・福岡で開催!

無料セミナー『大本命 テキサス不動産投資』

 

このポジティブさが米国人の気質です。どこまでも明るく、前向きな考え方があるからこそ、米国経済は成長を続けているし、住宅ローンに対する抵抗感がないからこそ、米国の不動産市場は活況を呈しているのです。

 

次回は、米国の「人口増加国」としての一面を見ていきましょう。

本連載は、2014年10月3日刊行の書籍『本命 米国不動産投資』から抜粋したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

本連載に記載された情報に関しては万全を期していますが、内容を保証するものではありません。また、本連載の内容は著者の個人的な見解を示したものであり、著者が所属する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではありません。本連載の情報を利用した結果による損害、損失についても、出版社、著者ならびに本連載制作関係者は一切の責任を負いません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。

リーバンズコーポレーション 会長

1953年生まれ。米国在住35年。カリフォルニア州を拠点に保険・証券・不動産・ファイナンシャルアドバイザーとしてキャリアを積み、2002年、ロサンゼルス郊外のトーランスにリーバンズコーポレーションを設立。豊富な不動産の販売・仲介・管理実績を持ち、米国居住者以外の信託活用法など、不動産保有にかかる関連アドバイスにも強みがある。

著者紹介

連載米国不動産投資が「本命」といえる理由

出張セミナーのご案内 参加無料 主催:カメハメハ倶楽部

【福岡会場】本命 米国不動産投資(テキサス編)

~成長性/流動性/透明性/通貨力から見るアメリカ不動産の優位性

講師 ニック 市丸氏
日時 2017年04月16日(日)
内容

・透明かつ信頼性の高い米国不動産取引の仕組み

・インカムゲイン、キャピタルゲインがともに狙える米国不動産

・米国の中でもテキサスがなぜ狙い目なのか?

・1億円超の一棟物アパートから1000万円以下の物件まで最新情報を公開

・米国不動産の未来を変える「シェールガス革命」

会場 アクロス福岡 6F 608会議室
海外不動産セミナーのご案内 参加無料 主催:カメハメハ倶楽部

大本命 テキサス不動産投資

~成長性/流動性/透明性/通貨力から見るアメリカ不動産の優位性

講師 ニック 市丸氏
日時 2017年05月24日(水)
内容

・透明かつ信頼性の高い米国不動産取引の仕組み

・インカムゲイン、キャピタルゲインがともに狙える米国不動産

・米国の中でもテキサスがなぜ狙い目なのか?

・1億円超の一棟物アパートから1000万円以下の物件まで最新情報を公開

・米国不動産の未来を変える「シェールガス革命」

本セミナーは、福岡会場(4月16日)でも開催いたします。

会場 幻冬舎本社ビル内 セミナー会場

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧