前回は、バルコニーを例にマンション業界の設計における問題点を説明しました。今回は、日本のマンションの大多数が「田の字型」の間取りである理由を見ていきます。
日本のマンションは「田の字型」の間取りが大多数
効率優先の思想が明確に表れるのが田の字型の間取りです。マンション購入を考え始め、いくつもの物件資料を見ていると、気付く人も多いと思いますが、立地や分譲している会社は違っていても、間取り自体はどの会社のマンションもさほど変わらない。特に中住戸の3LDKの場合には、ほとんどどれも同じに見える・・・。
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株式会社リブラン
代表取締役
1967年、東京生まれ。株式会社大京にて分譲マンション事業用地の仕入を担当。その後、1992年、株式会社リブランへ入社し、2002年、同社代表取締役に就任する。マーケットシェアを奪い合う分譲マンション業界で、同業他社とは同じ土俵で勝負しない経営スタイルを堅持。24時間、音楽漬けを可能とするマンション「ミュージション」の分譲、賃貸事業を行い、新たなマーケットの創造を行う。
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