都市部と比較!「ニュージーランド郊外」の物件価格とは?

物件価格の安さと交通の便から、不動産投資先として注目を集めている「ニュージーランド郊外」。今回は、Te Aroha(テ・アロハ)とMorrinsville(モリンスビル)という郊外の街の物件価格、環境などを見ていきましょう。

のどかでありながら都会の印象も受ける「テ・アロハ」

初秋のニュージーランド。オークランド市内の木々の葉も黄色に染まり、20度程度の気温で、過ごし易い季節になりました。

 

 

そんななか、筆者は地方都市の不動産事情を調査するため、オークランドから車で1時半~2時間の町、Te Aroha(テ・アロハ)とMorrinsville(モリンスビル)へと出かけました。

 

(C)Google
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オークランドから南へ走るとボンベイヒルという丘があり、それを越えるとワイカト県に入ります。長距離の移動のため、ドライブインで車のチェック、腹ごしらえをしつつテ・アロハへと向かいます。

 

Te Aroha(テ・アロハ)

 

オークランドから車で約1時間半、南東に進んでいくと、酪農・農村の町「テ・アロハ」が見えてきます。テ・アロハのシンボルである952メートルの山が、訪れた人々を出迎えてくれます。

 

 

人口4200人と小さな町ですが、町の中心には商店街があり、オークランド郊外の町と変わらない光景です。農家・酪農の人々以外にも、市役所勤務、弁護士、会計士、教師、商店街に勤務する人達がおり、見かけよりも案外都会という印象を受けます。

都市部と比べて「半分以下の値段」で物件の購入が可能

ここで、テ・アロハの不動産事情を紹介しましょう。

 

平均的な家は、土地面積800㎡、3LDK面積90㎡~120㎡。販売価格は、なんと25万NZドルから35万NZドルの間。円にして、2500万円の予算があれば一軒屋が購入できる相場なのです。

 

25万NZドルから35万NZドルとなると、オークランドでは45㎡内の1~2LDKのアパートメントがやっと買えるかどうかという値段なので、その安さがお分かりいただけるでしょう。

 

 

自己所有率が高い町ですが、商店街に勤務するサラリーマンや市役所職員など、転勤を伴う職業の人々は賃貸物件に住むことも多いため、小さい町ではありますが、賃貸マーケットもしっかりと成り立っています。

 

3LDKが週300NZドル~350NZドルで貸せる状況のため、仮に25万NZドルの家を購入した場合、経費を差し引き、実収入4.6%の数字を得ることができます。

 

オークランドでは3.6%~4%の実収入しか得られないことを考えると、初めてニュージーランド不動産投資をしたいという方には、とてもお薦めできる地域です。

 

宅地造成が盛んに行われており通勤の便も良いため、豪華新築住宅を購入する人も増えています。

 

土地面積950㎡、4LDK=220㎡、販売価格59万5000NZドル(約4500万円)の物件がテ・アロハにありますが、これをオークランドで購入した場合、4LDKは同等でも、土地の面積は半分となるでしょう。

 

Morrinsville(モリンスビル)

 

オークランドから車で約2時間の場所に「モリンスビル」はあります。農家・酪農・建築関係で栄えている人口7500人の町で、約30分以内でハミルトンの街へ行けることから、ベットタウン化している面もあります。

 

 

土地面積1100㎡、3LDK面積150㎡、販売価格29万9000NZドル(約2200万円)、町の中心からわずか5分の距離という物件がモリンスビルにありますが、この物件をオークランドで購入しようとすると価格は3倍にもなります。

 

一方、モリンスビルの「高級住宅」とはどんな家なのかを検索したところ、一例として、販売価格79万9000NZドル(約6000万円)、土地面積=1421㎡、4LDK=面積250㎡という物件が出てきました。オークランドでしたら、やはり、2倍~2.5倍の価格にはなるでしょう。

 

 

何を基準にして安いかお得かは人それぞれだと思いますが、ニュージーランドではじめて不動産投資をする方にとって、2000万円~3000万円以内で物件を購入できるという点は、とても良い条件と言えるのではないでしょうか。

連載償却メリットでも注目!「ニュージーランド不動産」の最新事情

Goo Property NZ Ltd. 代表取締役社長

1982年、大阪女学院短期大学英語科卒業。カリフォルニア大学デイビス校留学。帰国後、旅行会社のツアーコンダクターに従事。1987年、ニュージーランドツアーの添乗を機に、移住希望を持つ。

1995年1月の阪神・淡路大震災を経験し、1996年に移住を実現。 自己の居住用物件さえあれば、落ち着いて生活ができると感じ、ワンルームマンション購入を実行。その経験を生かし、不動産業界に参入。当時インターネット環境が整いつつある中、日本語ウェブサイトを開設し、留学・観光・不動産投資についてのコンサルティングを始める。

現在、ニュージーランドの大手不動産売買仲介会社であるHarcourts New Lynn(ハーコウツ・ニューリン)支店にてセールスコンサルタントとして活動しながら、日本人のための投資コンサルタント会社Goo Property NZの代表としても活躍中。

著者紹介

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