日経225先物取引における「ロスカット」の目安とは?

今回は、日経225先物取引における「ロスカット」の目安についてお伝えします。 ※本連載は、主に投資助言を行う株式会社フェアラインパートナーズ代表取締役、堀川秀樹氏の最新刊で、2016年3月に刊行された『初めての日経225先物(ミニ&ラージ)で稼ぎ方までわかる本』(スタンダーズ)の中から一部を抜粋し、「日経225先物」の基本と稼ぎ方を初心者にもわかりやすく紹介します。

1取引での損失は資金の「1%程度」に抑える

数回の取引で半分以上の資金を失うような状態になると、それ以上日経225先物取引を続けることができなくなります。やはり、自己資金の管理を徹底することが重要となります。

 

まず、1取引でどこまでの損失を許容するか事前に決めましょう。たとえば、用意した資金が100万円なら1取引の損失を100万円の1%=1万円程度に抑えていきましょう。これなら10回失敗しても10万円程度の損失で済みます。

失敗したと感じた場合は「素早く」手仕舞いする

これをミニに当てはめて考えると、1ティック(5円)動くと実際の取引は500円の損失になりますので、1万円では20ティック(100円)が限界となります。

 

これがロスカットの目安になりますので、もし、失敗したと感じた場合はすぐに手仕舞いしましょう。

 

<用語解説>

 

●1ティック

日経225先物には値動きの単位が決められており、ラージで10円、ミニでは5円となっている。この単位を「呼び値(1ティック)」と言うが、ラージで1ティック動くと10円×1000倍の1万円となり、ミニで1ティック動くと5円×100倍の500円となる。

 

●ロスカット

FXには値幅制限がないため、含み損が大きくなりすぎた場合(必要証拠金の維持率が20~30%程度)には自動的に強制決済される。これをロスカットと言うが、日経225ではそのような仕組みはなく、単純に「損切り」する意味で使われている。

日経225先物はレバレッジを利用した証拠金取引です。資金を超える損失が発生するリスクを伴います。本連載で解説している内容について、製作、販売、および著者は投資の結果によるその正確性、完全性に関する責任を負いません。実際の投資はご自身の責任でご判断ください。

フェアラインパートナーズ株式会社 代表取締役

慶応義塾大学卒業。日興証券入社。個人営業から、日興トレーディングセンター運用開発部デリバティブ開発課へ。225、TOPIX型裁定取引、国内外の先物売買モデルの開発・運用に従事。投資工学研究所ではダブルα戦略、スタイルインデックスの開発等を行う。01年日興退社後は兜町のディーラー。04年ひまわり証券入社。システムトレードの開発、225先物&オプション取引の啓蒙活動に尽力。06年より同社の投資顧問事業をゼロから立ち上げる。投資情報室室長。11年7月フェアラインパートナーズ株式会社代表取締役に就任。

著者紹介

連載初心者でも分かる「日経225先物」の基礎講座

初めての 日経225先物(ミニ&ラージ)で 稼ぎ方までわかる本

初めての 日経225先物(ミニ&ラージ)で 稼ぎ方までわかる本

堀川 秀樹 監修

スタンダーズ

昨今、多くの個人トレーダーが日経225先物(ミニおよびラージ)を使っています。日経225先物は、日経平均株価そのものを先物として取引するため、日本の経済状況を反映するために先々が読みやすいことや、株の下落リスクに備えた…

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